この数ヶ月間で面白かったちょっと専門的な金融・経済関連の本５冊 : 金融日記

この数ヶ月間に読んだ本の中でかなりためになった本を紹介したいと思います。 金融・経済のやや専門的な一般書です。 １．なぜ世界は不況に陥ったのか 集中講義・金融危機と経済学、池尾和人、池田信夫 ２００７年のサブプライムバブルの崩壊からはじまった一連の世界同時金融危機の包括的な事実関係の整理と分析の本です。 それぞれのクライシスの経済学的な解釈が詳細に述べられています。 また日本の失われた２０年に対する分析や素朴なケインズ政策に対する批判も分かりやすいです。 →以前の書評 ２．なぜグローバリゼーションで豊かになれないのか―企業と家計に、いま必要な金融力、北野一 どうも証券会社のエコノミストやストラトジストが書く本というのはあまりいい印象がなかったのですが、この本はなかなか面白いです。 グローバルな投資家による（広義の）裁定取引によって、相対的に経済成長率の低い日本が苦境におちいっている様子がよ

[yuma_tejima]

次回のまとめ買い時に参考◆専門的な金融・経済関連の本５冊

[powerhouse63w]

「バブルはリレーしていく」(経済を動かす単純な論理、櫻川昌哉)、というのが面白そう

[ryozo18]

専門的・・・だと・・・？

[fromdusktildawn]

ノーベル賞経済学者のクルーグマンに限らずリフレ推進派は流動性の罠の議論を踏まえた上でリフレを言っているのだと思いますが。「オレの物差しで計れない奴らは、みなオレの物差しよりも短いに違いない」と？

[kisa12012]

『市場の変相』が入っていないのがなんとなく納得がいかない。

[asahichunichi]

本当に経済のことを知りたいなら赤旗とか世界とか週刊金曜日とか新聞の生活面を読むことだと思う

[call_me_nots]

やっぱり「信者」という表現は適切だと思う。