ラノベとミステリと表紙の話 - あざなえるなわのごとし

ラノベガー ラノベガアー。 はいはい、お薬の時間ですよ。 ・一般小説のラノベ化とラノベの先鋭化 ここ１０年、もしかしたら５年くらいの傾向として、一般小説のライトノベル化がある。 ライトノベル作家が一般小説に進出するという形で始まり、気づいたらかつてはラノベとして扱われていたような作品が一般小説として出版されるようになる。米澤穂信、有川浩、冲方丁、桜庭一樹などがここに当たる。今では彼らもラノベ作家とはみなされないだろう。そして次第に、かつてはライトノベルとして出てきたような作品が最初から一般小説として出るようになる。似鳥鶏、仁木英之、森見登美彦、機本伸司あたりは、世が世ならラノベ作家としてキャリアをスタートしていただろう。一般文芸から出た作家がライトノベル的な作品を、表紙がアニメ絵だったりキャラの立て方がライトノベル風だったりする作品を、文庫という形で出すことも増えてきた。 元ラノベ（ジュブ

[mtakano]

逆にミステリ出身の、例えば竹本健治がラノベに近づくことも（ラノベ風だったけど）

[REV]

新刀と格さん、じゃなくて、浸透と拡散の話は、あっちの方面の人が、３０年以上前から何度も何度もやっていて（千冊読んでないので詳細は省く）、それに似た現象は見捨てる倶楽部、じゃなかったミスクラや富士ミスで

[iidabashi]

こう言っちゃなんだが、氷菓って読みにくい上に全然おもしろくなくて、アニメ絵の帯表紙のお陰で立ち直った印象が強いんだけど、どうなん？

[oktm3]

新本格は「人間が書けてない」批判は聞いたことあるけど。探偵と助手役が登場するからキャラ立ちしててラノベ読者からも入りやすいっていうのはあった。

[t_f_m]

氷菓は元々スニーカー文庫のスニーカーミステリ倶楽部というミステリ専門のサブレーベルから出てます。表紙の変遷とかは http://societyforlightnovel.wordpress.com/2012/03/03/ 参考。

[WALKING43]

ジャンルや表紙に拘りはないけど。近年、「ライトじゃないと本が売れない」と思われている気がする。表紙、道具立て、内容が判るタイトル。そう思わせているのは、最近読書をサボっている自分なのかなとも。

[plumauto892]

id:iidabashiさんの【氷菓って読みにくい上に全然おもしろくなくて】に完全同意。つーか、あれをミステリーとか言うやつは、ヴァン・ダインとチェスタントとエラリー・クインとクリスティとクロフツの著書を１００回読め

[kirakking]

表紙に(あっち系の)イラスト描かれたら、とたん手に取りにくくなる法則は自意識過剰法則であろうか。デザインについては棚に飾っておきたくなるようなデザインであればいい。

[moons]

十五年前は、むっちりむうにいの表紙を手にとっても恥ずかしくなかったけど、こっちも新しいロケットガールの表紙でも書店で買うか悩む程度にはおっさんになったんだよ、言わせんな

[boobooboowy]

ラノベとミステリと表紙の話

[wosamu]

新本格はキャラが書けてないじゃなくって・・・とおもったらもう何人も指摘してた。／米澤穂信はともかく越境作家の話題はちょっと前に散々でてたじゃん・・・とこっちも違和感。

[shiraivin]

メフィストって、ミステリ多いけど「面白ければなんでもあり」だったはず。

[ktasaka]

メフィスト賞でラノベっぽいなぁと思ったのは薬屋探偵だな。

[atauky]

有川浩は「ライトノベル作家」を自称していたと思う。

[take-it]

メフィスト賞はミステリ作家が目立つけと、ミステリに限らないし、指摘されてるけど新本格批判はキャラじゃなくて「人間が描けてない」だしで、ぐももももとなった。

[and_hyphen]

西尾維新は自分がラノベ作家だと認識してないって昔は言ってた気がする。今は知らん。

[hiruhikoando]

そりゃ赤川山村西村内田辺りがまだ元気だった頃はそれらと一緒くただったもんな本格ミステリ。あと乱歩賞が本当の意味で登竜門だった。

[a-lex666]

クレギオンがPBMって言わないと判んなくなってるんじゃないかなぁ

[daddyscar]

新本格が描けてなかったのは登場人物であってキャラじゃない。

[nyapoona]

そこで登場するのがtoi8とかredjuiceとか村田連璽とかのワニマガ系イラストレーターですよ

[mizunotori]

「米澤穂信が知名度的に「元ラノベ作家」と認識されてる印象はない」 でもラ板大賞やラノサイ杯では何度か上位に入っているんですよね。