『真実の終わり』米国きっての書評家が警告する民主主義の危機 - HONZ

ミチコ・カクタニをご存じだろうか。本を愛する者にとって彼女はまさに「雲の上の人」だ。1955年生まれの日系米国人2世で、ニューヨーク・タイムズ紙で34年間にわたり書評を担当した。辛口の書評で知られ、98年にはピューリッツァー賞（批評部門）も受賞している。英語圏で最も影響力のある書評家だ。 本書は、彼女が2017年に会社を退職して初めて世に問うた著作である。意外なことにそれは文芸批評ではなかった。トランプ政権の誕生以後、民主主義が危機に瀕する米国社会を鋭く分析した渾身の一冊だったのだ。 トランプ大統領の登場をきっかけに世界は明らかに変わった。フェイクニュースやプロパガンダがはびこり、真実を追究する姿勢はないがしろにされるようになった。ヘイトスピーチが主流化し、人々は異なる政治的立場を超えて対話する術を見失ってしまった。なぜこのような事態が引き起こされたのか。なぜ真実や理性は絶滅危惧種となって

[nemuiumen]

なぜか民主主義体制で起きる不具合は「これは本当の民主主義じゃない」ことになる。愚かな大衆が信じたいものを信じてバグを起こすのなんてまさに民主主義的な現象なのに。

[otihateten3510]

客観的な事実なんて昔の方がよっぽど捻じ曲げられてただろう。何が変わったかといえばある側面からおかしいと皆が気づけるようになったって話では。それはポストモダニズムの恩恵かもしれない。

[DavitRice]

民主主義を貶め右翼を蔓延させるポストモダニズム http://davitrice.hatenadiary.jp/entry/2017/06/17/155513

[turanukimaru]

プラトンが始めたのは普遍的な真理の話をするけど実際には手が届かないからせめて共通の真理を確立しようって話だったのだが、普遍的な真理の有無と誤読して各々の立場があるから普遍はないとか言い出したのが失敗。

[mahal]

なぜ「権威」というフェンスが建てられたのかを理解せずにフェンスを取り払った帰結みたいなお話だけど、「フェンスを取り払う判断」自体は、冷戦勝利による慢心みたいなとこが大きかったのかも。

[tGsQqV]

セックス・アンド・ザ・シティでこの人の名前を知った。

[MCBYND]

ボルヘスの話みたいなもんで、辞書の中にそれっぽいことを混ぜまくっておけば、みんな信じるようになる。ウィキペディアの改竄なんかもそういうことなんだろう。

[facebooook]

ミチコ・カクタニ

[ueshin]

ポストモダンの相対主義がはちゃめちゃな右派を生み出した。相対主義の源流のニーチェも強者がもっと強くなる世界を理想としたので、もとから企図されていたものかもしれないね。相対主義の陥穽。

[PROOF]

民主主義なんてそんな立派なものじゃない

[maketexlsr]

id:nemuiumenさんの言ってること同感。しばらく前の共産主義に対する言説と同じだなぁ…。「共産主義は常に資本主義の一歩先を行っています！」資本主義じゃなくて民主主義なのがさらに哀しいが

[masadasu]

調子乗った左翼の馬鹿が適当な事ばっかり言ってるから、誰にも信用されなくなった。アメリカでは日本より早くマスコミ離れが進んで誰にも信用されてない。ではそれ以外の人は信用できるかというと、これも駄目。

[hdannoue]

ポストモダニズムがあろうがなかろうが、ある一定の利権構造を持つ社会・経済・政治システムが継続する過程において様態を変えてこれまでも起きて来たこと。歴史は繰り返す。そして、人々は歴史から学「べない」

[worris]

我々がオウム事件で乗り越えられなかったやつか。

[nagisabay]

_φ(･_･

[dazz_2001]

トランプ大統領とか安倍総理を積極的に支持している層が、格差拡大で生活が苦しくなっている貧困層というジレンマ。

[slkby]

民主主義の旬はいつまで続けられるか

[Yagokoro]

この要約だと、論理の飛躍が酷すぎるけど、どうなの。フェイクニュースの蔓延は、ほとんどＳＮＳが原因だと思うけど。

[hharunaga]

“ポストモダニズムが生み出した相対主義は、右派ポピュリストによって…流用された。…健全な民主主義を取り戻すために何をすべきか。…「それはおかしい」と諦めずに訴え続けること”。著:ミチコ・カクタニ。

[greenbuddha138]

ミチオ・カクに空目した

[Outfielder]

「ニューヨーク・タイムズ紙で」

[bottomzlife]

はい、ここに「ﾌﾟｹﾞﾗ そんなん結局サヨクが悪い」というブコメがつきます