《自民“落選”保守派》佐藤正久氏、杉田水脈氏、和田政宗氏に問うた“参政党の主張は正論か暴論か” 「日本人ファーストが歪められている」「そもそも安倍総理がやろうとしていた政策」 参院選では「日本人ファースト」を掲げる参政党が躍進する一方、大敗した自民党では保守派の落選が相次いだ。保守派候補たちは、なぜ新興勢力の「日本人ファースト」に敗れたのか。 今回の参院選における自民党の比例得票は約1280万票で、6年前から約500万票も激減。新たに台頭した参政党は約740万票を得た。自民の獲得議席(比例)は19から12へと大きく減り、比例の保守派候補たちが当選ラインに届かない結果となった。 その1人が自衛隊イラク派遣(2004年)の第1次復興業務支援隊長を務めた「ヒゲの隊長」こと佐藤正久氏だ。「自衛隊の国軍化」を主張し、自衛隊OBの隊友会などを支持基盤に3回連続当選してきたが、今回は次点で落選した。 佐