働き方を変えれば企業価値が上がるという幻想

GoogleやApple、NetflixにNVIDIA…、西海岸のイケてる企業がミレニアルだのアジャイルだのともてはやされ、それらの企業のオフィスがどうだの、食堂がどうだの、オールドファッションの会社とは明らかに異なるマネジメント手法が近年とみに喧伝されているように感じます。 それが悪いとは言いませんし、自由な働き方やオープンでフェアな競争が提供される企業は、CSR（企業の社会的責任）の観点でも素晴らしいことだと思います。こうした企業のマネジメント手法が注目され、様々な論考が行われていくことも自然な流れだと思います。 ですが、筆者はここに一種の違和感を持つわけです。西海岸のそうした空気に当てられた日本のスタートアップ界隈や、日本の大企業にいる意識高い系などが、すぐさまその種の企業のキラキラした部分を取り上げて、「だから日本はダメなんだ！」「シリコンバレーでは、ではでは出羽守！」とやってくる

[abeshinn]

"普通に考えて、どのミレニアル企業もクリティカルマスを超えて独占ポジションを得るまでは、経営陣が寝食を忘れド・ブラックな働き方してたと思いますよ（知らんけど）。" "そんじゃーね"

[Moonlightdance]

ここに書いてあることはまったくもって正しくて、ホワイトだから儲かるわけではなく、儲かるからホワイトなんだよな。