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掃除・片付け
amyca.hatenablog.com
生まれて初めて、付き合っている、と言っちゃいけない人と付き合っている。べつに恋愛の話がすごく好きなわけじゃないけど、人と話をすること自体がとても好きなわたしにとって、これは当初想定以上にややこしい縛りプレイで、自分の思考や行動を相互に関連づけて現在地を語るスタイルに慣れすぎているせいで、彼――仮にKとしよう――のこと抜きに、今の自分の思考や行動を語るのはほとんど不可能に近い。 たとえば友達や仲の良い同僚と、最近はだいぶ暖かいからテラスのあるお店ばかり選ぶんだけど、ビールを飲みながら仕事の話をしようと思っても、恋愛の話をしようと思っても、映画の話をしようと思っても、本の話をしようと思っても、Kの話はそのすべての裏にぴたっと張り付いていて、切り離すことができない。誰にも背中を見せずに街を歩くことができないみたいに、Kのことを抜きに何の話もできないのに、しちゃいけないから、わたしにしてはキレのな
表参道のレストランで、ゆぅっくりしゃべる女の子に出会った。午前中からまつエクを直した小雨の土曜日の帰り道、小腹が減ったのでてきとうなパスタでも食べたい、と骨董通りでふらっと選んで入ったお店。案内されたカウンターの左隣では同い年くらいの女性の一人客が、トレンチコートも脱がずに前菜のサラダを食べていた。ゆぅっくりしゃべる女の子はわたしの右隣、スキンヘッドでスーツを着たどう見ても堅気ではなさそうな30代男性と二人連れ。席に着くなり、何だか関係性のよくわからない二人組だな、と思ったが東京で関係性のよくわからない二人組に遭遇する確率はけっこう高い。たぶんスカウトとかそれに類する何かなのだろう、ゆぅっくりしゃべる女の子は色白で、青色のパフスリーブのブラウスとか着ていて、髪の毛は一度も染めたことがないのかと思うくらい真っ黒に長くつやつやとしていた。00年代に女子高生だったわたしからすると、2017年の女
『HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY』を観た。昨夏、自分がどういった経緯でHiGH&LOWにはまったかはあまりはっきり覚えていない。会社がとにかく忙しかったり、急激に好きな人ができたり、仕事もプライベートもグチャグチャで、口を開けば「まっすーは神」と「ハイロー観て」しか言わないBotと化していたのが2016年の夏だったわけだけど、おそらくTwitterで二次元オタ界隈がざわざわーーーとしているのを見て、居ても立ってもいられなくなったんだと思う。「え~LDH全然好きじゃないんだけど……寧ろ嫌いなんだけど……」と渋る女友達に「わたしもだよ! でも村を焼かれた窪田正孝が観られるらしいよ!?」とか、「和製マッドマックスFRらしいよ!?」とか、怪しい伝聞調を駆使して口説き続けて結局4人グループで観にいった。終映後、皆HiGH&LOWが大好きになってた。「ハイロー観て」Bo
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