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感想文:雨宮まみ『東京を生きる』 - チェコ好きの日記
人の訃報に触れてその人の本を手にとってみるという行為は、咎められはしないもののあまり品の良い行な... 人の訃報に触れてその人の本を手にとってみるという行為は、咎められはしないもののあまり品の良い行ないだとは思えない。だけど、そういえばどんなことを書いていた人だったんだっけ、とAmazonで検索していたらどうにも止まらなくなってしまい、気が付いたときには雨宮まみさんの『東京を生きる』が自宅に届いていた。 東京を生きる 作者: 雨宮まみ出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2015/04/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (11件) を見る 読み終わったとき、私は残念ながらこの本で雨宮まみさんが描いた世界には1ミリも共感できない、とまず思った。 だけど、私はそもそも「共感」というものに、あまり価値を置いていない。共感できるから素晴らしくて、共感できないから理解できないなんて考えは、悪いけどちょっと幼稚だなーと思う。1ミリも共感できなくても素晴らしいと感じるものはあるし、すごく共感でき
2016/12/22 リンク