昨日、最終話の6話目を観終えた。 本当にこれだけは言わせてくれ…とてつもなく感動した!! ここで全然話題になっていないのが心底不思議なぐらいで、自分の中で今年アニメの最高傑作が決まったと思える瞬間さえ訪れた。 ほんと…これ以上のアニメは今年はもう出てこないだろうなと、深い嘆息とともに確信したよ。 まず、この作品を一言で表すなら「覚悟」だ。 最近のアニメを見ていると、制作側が意図的に悪人を消しているのが分かる。 敵役は出しても、その人にも背景や同情できる理由があると描く。いわゆるヘイト役を消していて、視聴者が誰にも怒りを向けないように作る。優しさの押し売りだ。制作陣の「これなら誰も傷つかないだろう」という配慮が透けて見えて、それが却って作品を薄っぺらくする。 タコピーの原罪は、そんな逃げ道を作らなかった。 現実の残酷さから目を逸らさなかった。 子ども同士の無邪気さの中にある残酷さ、大人の無関