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子宮頸がんワクチンをめぐるあれこれ(その4) くねくね科学探検日記
実をいうと、子宮頸がんワクチンは、集団防御的な効果はあまり考えられていない。 子宮頸がんは性感染症... 実をいうと、子宮頸がんワクチンは、集団防御的な効果はあまり考えられていない。 子宮頸がんは性感染症なので、セックスで男性から移される前に、女性側に免疫をつけておくという発想で、子どもを対象に定期接種になっている。 つまり、男性の側にはずっとウイルスがいるわけね。ただ、男性の場合はウイルスが感染しても、ごく希な陰茎がんとかの原因にはなるものの、その数はものすごく少ないので、まあ打たなくて良いんじゃないのって事になっている。 しかし、集団防御という観点からすれば、性感染症なんだから、男女とも子どものうちに接種しておいて、このウイルスの存在そのものを希にしておいたほうが良いんじゃないの? それは理論的にはそうなんだけど、過去の事例から、男性に打っても集団の中の子宮頸がんをほとんど減らさないという結果になったり、すごく効果があったという結果が出たりしていてバラバラ。さらにその事例も、世界で
2013/07/01 リンク