さらば水戸黄門 - 書評 - 勾留百二十日 特捜部長はなぜ逮捕されたか : 404 Blog Not Found

2011年12月20日16:00 カテゴリ書評/画評/品評Taxpayer さらば水戸黄門 - 書評 - 勾留百二十日 特捜部長はなぜ逮捕されたか 勾留百二十日 特捜部長はなぜ逮捕されたか 大坪弘道 出版社より献本御礼。 添え状より 判決は来年３月、これまでこうした手記の出版は判決に不利になるからと、判決後に出すのが普通でした。公判が続く中での被告の手記の出版という意味でも極めて異例 こういうのも何だけど、著者は本書の上梓を判決後まで待つべきだったと思わずにはいられなかった。 問うに落ちず語るに落ちるとは、まさに著者のことではないか。 本書「勾留百二十日 特捜部長はなぜ逮捕されたか」の著者は、大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件の大坪弘道被告。 P. 22 私の運命の暗転はこの一日の電話から始まった。 敬老の日の語と、自宅に元部下の國井弘樹検事から驚愕すべき電話が入った。 「次席、じつは朝

[kaerudayo]

「問うに落ちず語るに落ちるとは、まさに著者のことではないか。」自分がやってきたことが、わが身に降りかかると……。

[ustar]

でも黄門様が裁いてくれたら楽ですよね

[akatuki_sato]

小沢裁判も相当ひどい取り調べがあったけど、ここまでブレない人もすごいな。。。このような考えに至った経緯を知りたい。なぜか、大本営にいそうと思ってしまう。。

[pc4beginner]

>検事というもの立件という行為を勝負事としてとらえていうこと。　どれだけ成果を上げたかが出世の判断材料なのでこうなるのは自明。公共活動に競争原理を持ち込む怖さがここにある。競争の結果は個の利益だから。

[myogab]

水戸黄門終了を嘆く老人が、いかに無責任で他人任せかが解るというもの。そんな者ほど、若者を無責任で指示待ちだと嘆く喜劇。…本論とは関係無い独り言。

[SasakiTakahiro]

自らに疑いを向けず、また自らを監督するものが誰もいないという点で、検察は黄門様ご一行でもある。

[usataro]

検察官がいかに自らの職務を勘違いしているか、そして冤罪がどういう土壌のもとに生まれるのかということに思いを至らせてくれる、いい書評。

[daishi_n]

こういうのは書籍売りではなく、ネットで無料公開して裁判のための寄付を求める方式にすればいいのに。国の業務で不正を働いたんだしな。

[mangakoji]

何も変わらないことだけがよく分かった

[mtmt101jp]

プリンシプルのない日本などと時々揶揄されるが、間違ったプリンシプルに従って権力を振りかざすよりよっぽどマシだな。久しぶりに気分悪くなった

[plutonium]

検事という職業を長くやるとどういう人間になるかという一例

[moftpit]

警察も検察も間違いを犯すことはある。完璧な存在ではない事を我々も彼らも認める事が、次に進むための道、と。