SNS会員の利用規約違反を理由とする利用停止措置が債務不履行、不法行為に当たらないとされた裁判例 - 弁護士川井信之の企業法務(ビジネス・ロー)ノート

2015年12月08日 21:14 カテゴリ訴訟その他裁判IT法務 SNS会員の利用規約違反を理由とする利用停止措置が債務不履行、不法行為に当たらないとされた裁判例 Posted by kawailawjapan No Comments No Trackbacks ［本ブログトップページ］→ http://blog.livedoor.jp/kawailawjapan/ ＊ ＊ ＊ ＊ さて、本日は、判例時報の最新号（2271号〔平成27年12月１日号〕）に掲載され、ネット上で少し話題になっておりました裁判例（東京地裁平成27年４月８日判決・同誌同号70頁）を、簡単に紹介させて頂きます。 １．当事者 ・Ｘ：原告。個人。ミクシィの会員登録をし、mixiアカウント（「本件アカウント」）を利用していた女性。 ・Ｙ社：被告（株式会社ミクシィ） ２．事案の概要 （１） ① Ｙ社の利用規約の第14条は、

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590ポイントw→"精神的苦痛に対する慰謝料99万9410円及び本件利用停止中にＸ保有のmixiポイントの利用が不能となったことによる経済的損失590円の合計100万円を求め"