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原子力都市 : Penny Lane
『無産大衆神髄』と『愛と暴力の現代思想』で知られる在野の思想家、矢部史郎の最新刊。 矢部史郎『原子... 『無産大衆神髄』と『愛と暴力の現代思想』で知られる在野の思想家、矢部史郎の最新刊。 矢部史郎『原子力都市』以文社、2010年。 在野の思想家とは、換言すれば権威を持たない知識人である。先日読んだばかりのサイードの『知識人とは何か』で語られた知識人像にここまで合致する人物もなかなかいないだろう。矢部史郎は亡命こそしていないが紛れもないアウトサイダーであり、この本においては郊外に生まれた「原子力都市」の数々を巡っているのである。 「この街には「なにもない」。すべてが揃っているにもかかわらず、何もないのだ。人々の関心を惹きつけるような過剰や欠落、あるいは都市が表現する位置とベクトル、それらを示すなにか特徴的な差異を、この街は失っている。あらゆるものがありながら、そのdifference(=差異)が蒸発してしまっている。そして、ぞっとするようなindifference(=無関心)が、街を覆っている
2012/06/16 リンク