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なぜ「直感で楽しむ」のではいけないのか――現代アートのたしなみ方覚書、はじめに - ただの風邪。
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なぜ「直感で楽しむ」のではいけないのか――現代アートのたしなみ方覚書、はじめに - ただの風邪。
とある記事が、SNSのタイムラインに流れてきた。エルズワース・ケリーやジャクソン・ポロックの作品をひ... とある記事が、SNSのタイムラインに流れてきた。エルズワース・ケリーやジャクソン・ポロックの作品をひきあいに、「なんでこの絵は○○億円もするの?」というのがキャッチの、かんたんな「現代アート入門」といった具合の記事だ。試しに読んでみると、ちょっとがっかりしてしまった。現代アート好きが、そうでない人たちに対してよく使ってしまうレトリックの数々が、反復されていたからだ。その最たるものが、「アートは直感で楽しむもの」というやつ。「先入観で難しいなんて思わないでほしい」と思って、ついこういうことを口走ってしまうのだ。 いや、こういうことを言ってしまいたくなるのもよくわかる。現代アートにかぎらず、アートのおもしろみを「わかる」ための近道のひとつは、とにかく数を見ること、あるいは数を見ることはかなわなくとも、じっくりと、穴が空くほどみることに限ると思うからだ。それが正しい理解かどうかであるかはともかく