かつての私たちが諦めた「相互理解」という情熱 - maukitiの日記

ここ数日続いている『イノセンス・オブ・ムスリム』ネタが視点を変えてもう少しだけ続くんじゃよ。 CNN.co.jp : 反イスラム映画の製作者を任意聴取 「非常に協力的」と米当局 ということで事実上の『保護』を求めて警察へいったそうで。まぁ身の安全を考えるのならば当然のお話なのかもしれません。本当に彼が計画者なのかはともかくとして、ぶっちゃけここまで来るともうアメリカの威信に掛けても彼を殺させるわけにはいかないだろうし。 宗教を批判対象にした際の不敬罪・冒涜罪について。実際に預言者を侮辱することは重犯罪である、という国はあちらでは少なくないんですよね。パキスタンなんて死刑な上に、その冒涜罪に疑問を投げかけただけで暗殺されちゃうほどです*1。そして『アラブの春』以後のエジプトなんかでもそうした空気が生まれつつあるのでした*2。 宗教を批判することはつまり犯罪である、なんて。 ソーシャル革命から

[bt-shouichi]

私たちって誰？／ところで、相互理解と相対主義って別に矛盾しないような…。まぁ「相互理解」にどれだけのものを求めるかによって違ってくるか

[antonian]

人様が大切にしてるものを馬鹿にしたらあかんというだけのことで、それが出来ないとこうなるという話だと思うのだが、同一性がどうとかめんどくさい理屈こねるのはなんなんだ？とか思う。

[NOV1975]

寛容ってのはこちら側にも科せられた枷なんだけど、それを理解してないから相手を不寛容と言うのだ／とはいえ人権系は寛容になることが犯罪の看過になるようなものだから他国と言っても寛容になりづらい

[y-mat2006]

あちら側からすると、こちら側の世界は同化を迫るボーグみたいなモノかも知れない。／共存を拒む存在といかにして共存するかは、無理ゲーなんだろうなあ。（トマホーク一発で解決すりゃ楽で良いんだけど）

[REV]

「宗教絶対主義」民は、相対主義制度国家のサイエンス・テクノロジーを享受し、一方、相対主義国家（特に、原油も天然ガスも算出されないのに脱原発な国）は、「宗教絶対主義国家」の地下資源を求めている。

[kaitoster]

『私たちが宗教への冒涜で死刑にするなんてバカげていると考えているのと全く同様に彼らは宗教への冒涜を放置することはバカげていると考えている。その解決策として私たちはお互いに合意することを諦めたのです』

[njamota]

相互理解は放棄されたのではない。相互理解の対象に不適当なものがあることを発見して、それを不問とするスタイルを獲得したんだ。神は常に正しい事が必須だけどグローバルにはまだ存在しないので、各自に必要に応じ

[myogab]

圏外から宗教絶対主義の攻撃を、打算的に回避するには、宗教的同一性を素朴に信じている人達に、その信仰が本当に同一なのか？に疑念を持たせ、派閥性を利用して相違を誇張し対立を煽る事かな。それも理解する営。

[kaos2009]

彼らはただ不寛容というよりはむしろ、まだ諦めていないだけ」

[gryphon]

『「宗教批判は犯罪行為である」国･･･「ライシテ＝公共の脱宗教性」を基本理念の国･･･両者がバラバラに存在しお互いに無視していればそこまで問題は起きなかった･･･ところがグローバル化の世界…」