大阪都構想のふたつの哲学 - sunaharayのブログ

大阪都構想については，どちらかというと批判的な観点から，さまざまな検証がされてきた。正面から「都構想賛成」みたいな話をしているのは，上山信一氏の『大阪維新』くらいで，残りの本はほとんど全部批判というか。ただ，そうは言っても，反対派の急先鋒とも言える村上弘氏がその論文『大阪都構想――メリット，デメリット，論点を考える――』の中で，「たしかに知事の大阪都構想は，それ自体はかなり的確な大阪への問題提起を強調しつつ，データの恣意的な利用，論理の飛躍，重要事項の説明回避によって巧みに構想を描くので，壮大で夢のある政策パッケージに見える。」（560）と書いているように，一応問題提起についてはかなり的確なのではないかと思われます。 その問題提起っていうのが何かといえば，ざっくり言うと「大阪市という自治体のサイズが中途半端」というもの。言い方を変えれば，ある面では「大阪市が小さすぎる」し，別の面では「大阪

[ncc1701]

都構想の是非よりも橋下（とその傀儡）の権力が巨大化することに懸念を抱いているわけだが。

[bt-shouichi]

こういう構想を短期間に実現するには橋下のような派手な人が熱狂を作り出しその勢いに乗じるのが楽は楽なのかも。しかしそういう人にまかせるとああいうレトリックになっちゃって、構想自体が政局の一手段と化す

[haruhiwai18]

"権力を集中させるか分散させるか"　→論点。／批判派・村上氏曰く、都構想は"絶大な効き目を宣伝するが，成分表示は揺れ動き，深刻な副作用情報も記載しない薬"というデンジャラスw／こんなの似非中央集権やないのw

[allezvous]

非常にすっきりした。ただ、地方自治体の選挙では法律を変えられず、問題提起までしかできないところがやはり残念。結局橋下が国政に行きそうなのが嫌だ。

[indication]

dbの最適化問題に似ている。ただ、ハードウェアの増強はできないと。

[Quietworks]

「大阪都」の名に拘らなければ、大阪市が政令市の指定を返上して自発的に市域を二十幾つかの新市に分割し、新市が大阪府と規約を締結して「府市協議会」を組織し「事務の委託」をするだけで解決するような気がする。

[hobbling]

大阪都構想自体はかなり有望な考え方。叩くにしろ褒めるにしろ大阪の選挙に関して橋下氏個人の記事ばっかりだったので、こういう大阪の将来を考える記事は貴重。

[kitaido0]

土台の話だから、わかりやすい

[tdam]

橋下氏の主張には賛成、態度や政治手法には反対という人も多いのでは。結果がどうなるか、外野としては楽しみではある。

[y-mat2006]

20世紀の開発独裁の国みたいな感じ。

[masapguin]

わかりやすい

[nabeso]

府民じゃないからあまりまじめに考えられないけれど、ひとまず大阪市を周辺地区と合併して、区長を公選にしたらかなり解決するのではないか

[biconcave]

>「大阪市が小さすぎる」問題に対応するということは，これまで大阪市外に向けられてきた財源を，大阪市の都心機能を充実させるために使うということを意味する