『性倒錯者 だれもが秘める愛の逸脱』無限に広がる、奥深き性愛の世界 - HONZ

冒頭の一文から引き込まれる。「あなたは性的に逸脱している。まったくの倒錯者だ」ときたものだ。 そして息もつかせぬ間に「手始めに僕から行こう。」と、自身の性遍歴を語り始める。思春期の頃にネアンデルタール人の裸に興奮を憶えたこと、高校生の時に想いを寄せていた男子が捨てたコーラの空き缶に興奮したこと、初体験の相手が足フェチのゲイであったこと…。 著者が、前著『ヒトはなぜ神を信じるのか』のジェシー・べリングであることを知っている人でなくても、驚きのエピソードの数々だろう。そして『ヰタ・セクスアリス』のような告白の後は、無限の領域に広がる「性愛」の世界を限界まで見せてくれる。 本書『性倒錯者 だれもが秘める愛の逸脱』はヒトのセクシュアリティについていま開花しつつある新たな科学と、もっとも奇妙な形のセクシュアリティのケーススタディーを重ねあわせることによって、「性倒錯者」という存在の核心に迫ろうと試み

[quick_past]

凄い踏み込み方するな・・・。倒錯だから心が燃え上がるって人と、自分にとってそれが普通だからそうなってるって人は反り悪いと思う。

[udongerge]

ばくぜんと思っている事だけど、性的少数者っていう言い方するけど「性的多数者」ってイメージするほど居るのかな？

[paravola]

「鳥性愛」「隙間性愛」「対物擬人化共感」／嫌悪感を感じるという状態こそがデフォルトであり、性的な興奮状態に陥ると嫌悪感は麻痺し、結果として様々な営みが可能になるという事実

[imakita_corp]

イマドキのLGBTに関するアレコレは確かに雑だなと感じる。性は色々微妙なのにPCでバッサリとされる怖さから内なる偏見がむしろ強まってるんじゃないかと思ったり

[kenzy_n]

性の深淵