京都。結婚式だった。 小中との同級生が新郎。学区も一緒で、小学校はよく一緒に通っていた。だからと言って毎日一緒に遊ぶほどかといえばそこまでではなく、ほどほどの距離感で6年間が終わっていった。いよいよ仲良くなったのは中学生になってからであった。中学生。Junior high school student。人生80年のうちに使える感受性がビッチビチに詰め込まれた期間。特に2,3年生は壊れかけのRadioよろしく少年から大人に変わる時期で、お互いの少年〜大人ロードを分け合った友人は生涯通しての友になっていく。まどろっこしく書いたけど、つまりは同じ友達グループに身を置いて、いまでもそのグループでの付き合いが続いているということである。当時は本当に朝から晩までよく遊んだ記憶がある。何をしたか、仔細なところはよく覚えていない。楽しかった残像だけがありありと残っている。高校は別だったが隣接する高校に通っ