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おととい中教審の学校の働き方改革の部会、第2回がありました。主なテーマは2つ。 学校の果たす役割、業務の領域はどこまでと考えるか 教員の果たす役割、業務の領域はどこまでと考えるか です。つまり、学校ならびに教員の役割がどんどんビルド&ビルドで肥大化してきた結果、たいへん多くの教員が過労死ラインを超える過酷な労働にあるとの認識です。 しかし、この2つ、お気づきのとおり、とってもでかいテーマなのです。話が発散して結局よくまとまらない、とか、以前の中教審などの提言と変わり映えのないものとなった、という感じにならないか、心配でした。 そこで、ぼくは1.については、会議で最初に手をあげて次のことを申し上げました。 今回の審議では、これまでの取り組みの反省点はなんだったのかを踏まえる必要があると思います。数年前にチーム学校の提言はあったわけですし、もっと以前では週休2日制のときに、土曜は子どもたちを家
先日、ベネッセより「第6回学習指導基本調査 DATA BOOK」が公表されました。みなさん、読みましたか?小中学校については1997年にスタートした調査なので、約20年の経年経過を見ることができる、貴重なデータです。しかも、回答数もかなりの規模。直近では、小中学校とも、それぞれ約3千人の教員が回答しています。高校のデータもあります。 ⇒こちらに資料はあります。 第6回学習指導基本調査 DATA BOOK(小学校・中学校版) [2016年] │ベネッセ教育総合研究所 3/4以上の小学校教師は、英語を教えることに自信がない 一部これ聞いてなにに活用するんだろうか、フシギな設問もありますが、いくつか興味深いデータもあります。 たとえば、小学校の教員に英語指導に自信があるかをたずねたところ、現在の授業や活動の指導について、「自信がある」(「とても自信がある」+「まあ自信がある」、以下同)と回答した
きょうは、とても嬉しいことがありました。 学校の事務職員さん向けの月刊誌『学校事務』の4月号で、いろいろ取り上げていただいたのです。 1つ目は、「学校事務”プロフェッショナル”な仕事術」という連載をひとつスタートさせたことです。冒頭にはこう書きました。 みなさんお待ちかね、「学校事務“プロフェッショナル”の仕事術」の連載をスタートする。この連載では、とってもワクワクする学校事務を進めている方にインタビューし、彼らの仕事の哲学や手法を取材した結果をお届けする。 単なる事例紹介や人物伝ではなく、官民さまざまな組織のコンサルティングや事務職員向け研修を多数行ってきた筆者の経験を活かして、“プロフェッショナル”ゆえの秘訣、仕事術を分析してみたいとも考えている。 平たく言えば、面白いことに挑戦している事務職員から“盗める”ことはなにかを紹介し、解説するというわけだ。 インタビューした記事は次号からで
学校教育について、世の中には、ほんとたくさんの論調がある。子どもたちにもっとこんな教育を受けさせたい、今の教育のままじゃダメだ、教師はもっとしっかりしてほしいなどなど。百家争鳴とはまさにこのこと(僕もその端くれかもしれない)。しかし、管見の限りでは、多くの論者が重要なことを見過ごしている(あるいは過小評価している)ように見える。 それは、カネのことだ。当たり前だが、いくらよい教育をしたい、子どもたちや学校の様々な問題をなんとか解決したいと言っても、多くの場合、それなりのお金がかかる。しかし、教育改革や魅力的な学校づくりを主張する議論では往々にして、理想が高い反面で、どうやって資金を工面するかについては雑になってはいないだろうか? 教育に関わる公的支出がOECD平均並みになればとか、既存施策を見直して財源をねん出するなど、マクロなことは言うのだが、具体性が乏しい、と言えば言い過ぎだろうか?
みなさん、こんにちは~。近況報告で、今日6月30日をもって約12年間お世話になった野村総合研究所を退職しました。在職中(霞が関へ出向していたときも含めて)多くの方に支えていただき、本当にありがとうございました。 正直申し上げて、とてもいい職場で、鍛えられるし、自由さはあるし、やりがいのあるしごとも多かったです。”卒業”動機としては、より集中してチャレンジしたいものができた、ということです。 今後のことは、まだまだこれから具体化していく部分も多いのですが、フリーな立場で、教育関連のセミナーや学校や行政への支援を行っていく予定でいます (個人事業主で当面はいく予定で、軌道にのれば法人化も考えています)。いままで通り、フットワーク軽く、いろいろな方のお話を聞きながら、自分のお手伝いできることをしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。全国どこでも行きますよ~。 「学び続ける学校づく
経験と勘からの卒業-科学的に検証された勉強法 どの世界にも”経験と勘”が物を言うということはある。著名な経営者のなかにも、「経営の秘訣はなんですか?」と聞かれて、「最後は度胸です」と言う人もいる。勉強法についてはどうだろうか?自己流だったり、学校や塾の先生に勧められたままでいる人もかなりいるはずだ。そして、本当にその勉強法が効果的かどうかは、自分の経験と勘を頼りにしているのではないか? 本書は、サブタイトルが「成功する学習の科学」とあるとおり、心理学や脳科学などの最新の知見から、かなりの程度確からしい勉強法をふんだんに紹介している(100%確かというものではない。多くが米国の実験結果でもあるので日本とは事情は異なる。しかし、実験して検証している姿勢も素晴らしい)。 多くの学びは誤解されている 教科書や参考書に蛍光マーカーを引き、何度も読み返す、試験前の一夜漬けでがんばる。そんな勉強法は、僕
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