イラク軍に囚われて―米陸軍少佐ロンダ・コーナム物語 作者: ロンダコーナム,Rhonda Cornum,宮崎寿子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1992/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 『イラク軍に囚われて 米陸軍少佐ロンダ・コーナム物語』を読んだ。本書は湾岸戦争で捕虜となったひとりの女性航空医官の物語である。 航空医官の仕事はヘリコプターに乗り、戦場の最前線にいる兵士を治療すること。時には味方のヘリや戦闘機の墜落現場に急行し、パイロットや乗組員の救助活動も行ったりする。 コーナム少佐は軍の司令を受け、味方のヘリの墜落現場に向かったが、イラク軍の攻撃を受け、捕虜となった。 捕虜と聞くと、敵からのすさまじい拷問を受けるイメージだが、コーナム少佐はそのような扱いをイラク兵から受けることはなかった(とはいえ、移送中にイラク兵からレイプされそうになっている) 航空医