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大谷翔平
actin.hatenablog.com
選挙情報サイトの選挙ドットコムさんに以下の記事を寄稿しました。 go2senkyo.com 高須克弥氏などが主導して行っていた大村秀章愛知県知事のリコールの署名について、署名数の約8割の約36万人分の署名が無効になり、署名の大規模な偽造が疑われています。今回はリコール制度の説明の他、過去に起きたリコール署名の偽造事例について、今回の愛知県知事リコール署名のような8割以上の署名が無効となった大規模な偽造事例も含めて紹介しています。 今回の記事の文献情報は以下の通りです。 ・早大誘致 暗礁に 本庄, 読売新聞 1965-07-13 埼玉版朝刊, 13. ・早大誘致で監査請求 本庄市長リコール 新たな段階に入る, 読売新聞 1965-07-28 埼玉版朝刊, 16. ・早大誘致問題 リコール中止も 運動派が市会側と会合 本庄, 埼玉新聞 1965-07-28 朝刊, 1. ・反転、署名簿を提出
選挙情報サイトの選挙ドットコムさんに以下の記事を寄稿しました。 go2senkyo.com 日本は第二次世界大戦(太平洋戦争)に敗戦後、連合国によって極東国際軍事裁判が開かれ、戦争犯罪の容疑者が裁かれました。この極東軍事裁判で有罪となった日本国籍の戦争犯罪人には当初、選挙権や被選挙権はありませんでしたが、平和条約締結後、これらの諸権利は復活しました。この選挙に関する諸権利の復活によって、戦犯は投票ができるようになりました。さらに驚くべきことに収監中の戦犯には被選挙権もあったので、戦犯を立候補させようとする動きも現れたのです。今回はこのような戦犯と選挙をめぐる話を紹介しています。 なお、今回の参考文献情報は以下の通りです。 ・東條らの一票は?, 読売新聞 1946-04-10 朝刊, 2. ・軍裁処刑者の選挙権復活, 読売新聞 1952-05-28 朝刊, 3. ・巣鴨戦犯にも選挙権, 毎日
選挙情報サイトの選挙ドットコムさんに以下の記事を寄稿しました。 go2senkyo.com 今回は現職を中心とした候補者たちが談合を行い、選挙を無投票にしようとする不正である「無投票工作」について、1994年の沖縄県の伊良部町議会選と2003年の青森県の東北町議会選という2つの実例を交えて紹介しています。 なお、記事中で紹介できなかった補足情報を紹介します。 今回のテーマは候補者たちが談合を行い選挙を無投票にするという手口ですが、珍しい無投票工作の事例として、他候補の立候補辞退の書類を偽造して、無投票に持ち込もうとした事例があります。 このような事件が起きたのは1969年の埼玉県の飯能市農業委員会選でした(農業委員会は公選制であった時期があります。詳しくはこの記事を参照してください。)。この選挙では、各地区の推薦人のみが立候補するという形で談合に無投票工作が画策されていましたが、地区推薦か
選挙情報サイトの選挙ドットコムさんに以下の記事を寄稿しました。 go2senkyo.com 今回は投票用紙にあらかじめ候補者名が印刷され、それに丸を付けるという形式である記号式投票の日本における状況を取り上げています。特に1960年代に記号式投票が地方選挙で初めて採用されたときや1994年に国政選挙で記号式投票が採用されたものの、一度も選挙をすることなく、元の自書式投票に戻ってしまったときなどを紹介しています。 記事中では紹介できなかった情報を1つ紹介します。 無効票が少ないことがメリットである記号式投票ですが、記号式を採用したがゆえに無効票が多数発生してしまった事例があります。それは○の判子を押す形式の選挙で起きました。使用したインクが乾きにくかったため、紙を折り曲げて投票した際に別の部分に○が移り、投票用紙に○が2つあるという状態になってしまい、このような票は無効票となってしまったので
(この記事は同人誌『補導聯盟通信 2015年夏号』に掲載した文章を再編集したものです) 今回は2015年4月24日行われた茨城県の結城市議会選に立候補したタカシマ努を紹介します。この人物は今回が初挑戦ではなく、2011年の茨城県の八千代町議会選に立候補し、わずか15票で最下位(ブービーは283票)という結果に終わっています。また、2013年の茨城県知事選にも立候補を表明しましたが、この時は何か事情があったのか、立候補を回避しています。 上に示した選挙公報を見てみましょう。一目見た時点で只者ではない雰囲気が漂っていて、4つの名刺のようなものが目立ちます。この4つの名刺のようなものの内、左上と右下は同じもので、さらには自分自身のものではなく、「二宮金次(治)郎 報徳会 主幹 二宮尊夫」なる人物の名刺となっています。この二宮尊夫という人物を調べたところ、以前、二宮金次郎の像を県内の学校に設置する
今回は2017年7月2日に投開票が行われた東京都議会選 台東区選挙区の武田完兵を紹介します。武田完兵は今回が初挑戦ではなく、2015年の台東区長選に立候補し、下に示したような強烈な選挙公報の他、コピー機で刷ったと思われる10種類以上のポスター、仙人のような風貌で局所的に話題になりました(この時は345票で最下位に終わっています)。 このように前回は区政に挑戦しましたが、今回は東京都議会選という都政に挑戦しました。まず、今回のポスターですが、コンビニのコピー機で印刷*1された多種多様なポスターは健在でした。 また、「武田」と大きく書かれたポスターが選挙戦の後半に現れましたが、これは後述する演説会での発言によると、ポスターを遠くから見たところ、よくわからないとのことで急遽、「武」と「田」の二文字をコピー機で拡大して、今まで貼ったポスターの上に貼り付けたという事情があります(これはポスター掲示場
選挙情報サイトの選挙ドットコムさんに以下の記事を寄稿しました。 go2senkyo.com 今回は1945年から1956年まで公職選挙法(1950年の公職選挙法制定時までは衆議院議員選挙法と参議院議員選挙法)により、国政と都政の選挙権がなかった青ヶ島村の話です。 記事中でも説明しましたが、公職選挙法 第8条では「交通至難の島その他の地において、この法律の規定を適用し難い事項については、政令で特別の定をすることができる。」と規定されており、それに基づいて、政令で青ヶ島村では国政と都政の選挙を当分の間、行わないと規定しました(下図は1950年4月20日の官報に掲載された公職選挙法施行令第147条)。なお、現在も第8条は有効であることから極端な話、国会の承認を経ない閣議の決定で特定の地域に限り、選挙の実施をしないということは実はまだ可能であったりします。 また、青ヶ島学術調査団の話ですが、青ヶ島
選挙情報サイトの選挙ドットコムさんに以下の記事を寄稿しました。 go2senkyo.com この記事は伝説的インディーズ候補である東郷健*1が1983年の参議院選で政見放送をNHKに編集、削除されたいわゆる「政見放送削除事件」を取り上げています。今回の注目ポイントとして、「政見放送削除事件」は「めかんち」「ちんば」という差別的な用語の使用が問題と言われていましたが、実は「めかんち」「ちんば」という言葉は2回使用されており、削除されていたのは片方だけ、つまり「めかんち」「ちんば」という言葉の使用自体は問題とされていなかったという点です。 また、紙面の都合等で細かく説明できなかったのですが、政見放送で商品の宣伝をした場合、カットされる危険性が高いという部分について補足説明します。 長田正松というインディーズ候補が昔いたのですが*2、この人物は1980年の参議院選で自社製品の健康食品の宣伝目的で
以前、当ブログの記事および同人誌「補導聯盟通信 2014年夏号」にて、幸福実現党の政治資金収支報告書を紹介し、ここで幸福実現党が「博友会」なる政治団体へ「パーティー参加費」なる名目で2万円の支出をしていることを根拠に「博友会」という団体を実質上傘下に有している下村博文と当時は関係があったのではないかという旨の文章を掲載しました。しかしながら、この件に関して、もしかしたら幸福実現党が支出した「博友会」は下村博文の関係する博友会ではなく、別の団体ではないかという疑いが生じましたので、今回はこの件について検証します。 まず、疑いの発端ですが、この幸福実現党の平成24年政治資金報告書(上図)に記載されている「博友会」の住所です。この幸福実現党がパーティー参加費を支払っている「博友会」は「東京都中野区本町6-27-12」にあることになっています。この記載を見た際に下村博文が代表を務める「自由民主党
今回は2月16日に投票が行われた東京都の日野市議選に立候補した高橋直樹を紹介します。 それでは、まず、選挙公報を下に示します。 この選挙公報ですが、ものすごくうまくはないものの、萌え4コマに出てくる感じのキャラクター4人が描いてあり、一目見て一般的な選挙公報とは異なる事が分かります。そして、このキャラクターはただ単に描いたのではなく、このキャラクター達の会話形式で政策を語っており、そういう意味でも、従来の選挙公報とは異質である事が分かります。 さて、それでは、このキャラクター達の会話(高橋直樹の主張)を見てみましょう。 最初の項目では「ラグビー セブンズの街」という、のを掲げており、日野市をラグビー セブンズ(7人制ラグビー)の街にしようという主張です。数多くのスポーツ競技の中から、この競技を選定した理由としては、眼鏡のキャラが「東京五輪で予定される28競技からコレを選びました」「学校対抗
私が色々とやっているサークル「にしんを食べると怒らない」ですが、2023年の冬コミにサークル参加いたします。サークル情報は以下の通りとなります。 サークルスペース 12/31(日)東ピ06b「にしんを食べると怒らない」 (コミケウェブカタログのページにリンクしています) 新刊 にしん通信 2023年冬号 (頒布価格500円) リコールの不正事件 2004年浪岡町、1965年本庄市の事例(Actin) エッセイ「石垣島にて北朝鮮からのミサイル」(久喜 ようた) 韓国福音派潜入記(関根元) 既刊頒布予定物 にしん通信 2023年夏号(500円) にしん通信 2022年冬号(500円) にしん通信 2022年夏号(500円) にしん通信 2018年冬号(500円) 今回の私の記事はリコール不正がテーマです。2020年の愛知県知事リコールでは大規模な偽造などの不正が発覚しましたが、過去にもそのよう
先日、山口節生が立候補を表明した翌日に取り下げた事を紹介しましたが、その事が書かれている記事において、中川智晴という人物が東京都知事選に立候補した事が記されていました。この中川智晴の記者会見等がなかなか壮絶でしたので、今回はこの中川智晴を紹介しようと思います。 さて、山口節生同様、この中川智晴も立候補表明の記者会見の様子がネットにて公開されており、その動画を下に示します。 冒頭、昭和61年から皆を幸せにする事を目指していると非常にまともなことを述べていますが、国王になるという発言も飛び出し、少し、暗雲が漂います。その後、その暗雲を物語るかのように、支離滅裂な発言が始まりました。そして、この支離滅裂な発言がしばらく続いたと思いきや、突然、京都府知事選に立候補しようと思っていたが、東京都知事選をやるという事で急遽切り替えたという素敵な発言が飛び出しました。さらにこの京都府知事選に立候補しようと
当ブログでも取り上げたように東京都知事選に立候補表明をした翌日に立候補の取り下げ表明を行うという無茶苦茶な行動を取っただけではとどまらず、18日に開催された東京都知事選の立候補予定者討論会に出席し、様々な発言を繰り広げるなど奇妙な行動を取りまくった山口節生ですが、何と、埼玉県の深谷市長選に立候補届出をしていた事が判明しました。 産経新聞 2014年1月19日21時7分 埼玉・深谷市長選は現新の一騎打ち 市議補選は無投票 都知事選に出ると言っておきながら、二転三転し、さらには全く立候補の意思を示していなかった深谷市長選に出るという、余りにも無茶苦茶な行動ですが、ここの所、選挙に出ると表明しながら、立候補をしない事が続いていた山口節生にとっては、2011年埼玉県議選以来の選挙であり、いかなる戦いを繰り広げるのか、かなり興味深い所です。 (2/17追記:深谷市長選の選挙公報等の選挙活動について、
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