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夏の夜の思い出便り - あかりの森's blog
闇の中に光る蛍。父に連れられ初めてみたその光は黒い画用紙に開けられた画鋲の穴のように、あるかなき... 闇の中に光る蛍。父に連れられ初めてみたその光は黒い画用紙に開けられた画鋲の穴のように、あるかなきかの微かな青白い点でありました。丁度、苗代に稲が育ち、水を満たした田んぼへ明日にも植え付けが始まろうとする頃。梅雨入り前の晴天が続いた、こんな蒸し暑い日です。夜になってもまだ昼間の火照りが残っているような、ゆっくりと月が雲に隠れるような風が止んだ闇夜。密度のあるつやつやとした暗がりの中で、一つ、二つ、呼吸を繰り返す蒼い光。今の我が家の5歳の長男と同じくらいでありましたか、幼かった私は2歳違いの弟とともに、相手の顔さえ見えない黒々とした世界に漂い、額にうっすら汗をにじませながら、彷徨う蛍火を一心に見つめておりました。 またツルツルと滑らかな鮎の身体から、夏野菜の香りがすると知ったのも初夏の頃でしたでしょうか。まだ父方の祖父母も存命の頃です。私の実家は、祖父母が亡くなってから立て替えた物で、老いた祖