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ameblo.jp/joyblog
文章に、グロテスクおよび不快になる表現が含まれて います。ご注意を。 … ’03年12月29日、コミケ二日目を終えたあと、 都内某所で開催中の『人体の不思議展』を見に行った。 通常は医学者しか見ることが出来ぬ標本・しかも 本物の死体をプラスティネーション加工 (そこではプラストミックという呼称を使っている) した標本を間近に見ることが出来るというのだ。 かつて私は医学生でありホルマリンに浸した遺体を 解剖したことがある。一般の人よりも死体や体の仕組み というものには濃厚に親しんでいると言える。 それでも養老氏や布施氏の著書でプラスティネーション というものに興味を抱いていたので、見るならこの機会を 逃して先は無いと思ったのである。 私がこの展示を知ったのはテレビ誌の広告であった。 『えっ、まだ見てないの!衝撃度200%なんだって! 何気におもしろいらしいよ!しかも脳ミソ持てるとか言って、
そして、最大の衝撃に私は襲われた。 標本は日本人ではなく、全て中国から輸入されたもの だったのだ。本当に遺志は確認されたのか。 大熊猫を殺すと人間が死刑になるという国で。 月例別胎児をまるごと標本にして、 複数展示することに何の意味があるのか。 生命の尊さ?一見異常無き胎児遺体を、 成長時期ごとに合意を得つつ標本にするのは気の 遠くなるほどの年月と熱意が必要だっただろう。 もし本当に合意を得て行ったのであれば誠に偉業 かもしれぬ。しかし、胎児の成長過程写真は現在の マイクロスコープ技術で生きたものを順を追って 撮ることが出来るのであり、今回のように小さな遺体 を累々と並べることには反感を持たざるを得なかった。 ラストの衝撃は、足早に会場を去る私の目に映って しまった「グッズ売り場」だ。ウェブサイトには CDロムと図録しか無いような印象を持たせるのにも かかわらず、死体絵葉書、死体Quoカー
赤木は仮名ですが… 医者は信用ならないから、自己流治療しておられるそうです。 ちなみにこのかた、職業は明かせませんが医療関係のお仕事ではありません。 ここまで医療不信とは、いったい何が過去にあったのだろうと思いました。 つづきます。
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