エマ・ワトソンはトランス女性と同じトイレを使うのは問題ない、手術しているかどうかも関係ないと発言していた。 それに対してJKローリングは、そもそもあなたは公共トイレなんて使わないでしょうと返した。このやり取りを見て、思わずうなずいてしまった。 移民の議論も同じ構図に見える。 労働力として移民が必要だと主張する人はいるが、実際に移民と職場で競合したり、生活圏で直接関わったりすることはほとんどない。安全な場所にいながら、共生は大切だとか経済には必要だとか、上から目線で語っているだけだ。 もし本気で賛成するのなら、摩擦が生まれる現場に身を置いて橋渡しをすべきだと思う。けれど現実には、自分たちの快適な生活を守るために、下の層に負担を押し付けているようにしか見えない。 結局は、自分の暮らしを維持するために土台が安定していてほしいという欲求にすぎない。だから海外から安い労働力を入れるのは当然だという発