最近、フェミニストや女性文化人の過去発言が掘り返されて炎上するケースが目立つ。 発言内容を見て「いやこれはさすがに」と思うこともあるけれど、同時に、なぜこういう炎上が頻発するのかを少し立ち止まって考えてみると、そこには「フェミニズムの世代間ギャップ」があるように思う。 フェミニズムという言葉の中身は、実はこの10年でかなり変わっている。 いまのフェミニズムと10年前のフェミニズムは、もはや別物といっていいレベルだ。 10年前くらいのフェミニズムは、「女性だけど男のように振る舞えます」がひとつの理想形とされていた。 たとえば、 ・女だけどおっさんのように居酒屋をハシゴして飲み歩きます ・女だけど平気で下ネタ言います ・女だけど自分で風俗行きます ・女だけど明るくAVに出ます、性にオープンです ・女だけど自分の意志で脱ぎます、それがフェミニズムアートです こういうふるまいが「かっこいい」「自由