ドローンの爆撃で体真っ二つにされて蠢いてる兵士とか 命乞いしながら後ろから撃たれて穴に埋められる敵兵たちとか 戦車の主砲を食らって赤い霧になる小隊とかさ。 それなりに愛されて生まれ、二十年かそこらかけて育ち、ひとなみに思い出や技術や関係を蓄積してきた緻密な有機的構造が、現代兵器の力学的エネルギーの前に汚らしい肉片に変わるんだ。 自分や家族や友人がそのようになることを、正確に想像してみたことがあるかい? 劇的で英雄的な死なんてそうあるものではないし、あったとして、そんなの軍や国家が語る物語に過ぎず、物理的に見るなら、起こっていることは同じだ。 その気になればなんだって見れる世の中なのだし、限られた想像力の素材とするためにも、戦場で何が起こっているのか一次資料を眺めてみるのは悪くないと思う。 もちろん実際に体験するのと比べれば情報量は万分の一だろうけど、何も知らずに戦場に放り込まれるよりはマシ