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批判を受けてしまうかもしれませんが、男性がカサンドラ症候群になる場合のポイントは、社会的に【口にするのも許されない雰囲気がある】ことではないかと思っています。【男性は家事に参加しないもの】や【子育てに向いていない】などの先入観が広く根付いていて、それらの愚痴はどこか“贅沢言っている”扱いにされることもしばしばあるのが現状です。しかし、その実、性差関係なく恐怖や不安を抱えていることには変わりがありません。
以前、妻の疲れの原因について、記事にまとめたことがありました。その中の項目で“【疲れ】の定義が曖昧”(アスペルガーの人は疲れやすい?│体調の変化と認知の対策 より)という部分に関して、何度かご質問をいただいたことがありました。 実際の肉体的・精神的な疲れではなく、それ以外の何らかの身体の変化や、モヤモヤに不快感を感じ、それを疲れだと誤認していたケースです。 今現在、娘がちょうど突入し始めた時期なので、そこのジャッジに携わる自分のリハビリ目的に。妻とのやりとりで起こったことや、娘に考えられるポイントとタイミングを、出来るだけ具体的に思い返してまとめてみたいと思います。 妻の疲れの誤認のパターン 例えば妻の場合、最も疲れと取り違えられやすく、気分の低下や落ち込みを作っていたのは【気が抜けた】という感覚でした。 何かの作業が終わったり、帰宅してソファに座った瞬間に“ストン”と気が抜ける事で、【自
わが家の自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の当事者3人が、注意された後に取る行動は基本的には緊張や落ち込み、そしてリラックスのない【わわわわわ】と言った焦燥感に苛まれドツボにハマっていく事がほとんど。
PC整理をしていたら、以前使用していた【感情カード】のデータが出てきたのでおすそ分けです。家庭用のやっつけ作成なので、数も少ないですし、えらくクールな感じなのはご容赦ください(注意がそれやすい子は簡素なままの方がいいかも)。一緒にぬりえにしてから切ってカードにするのもいいかもですね。 感情カードとは、その名の通り感情を表現したイラストと、対応した気持ちを指す言葉が表示されています。言葉と気持ちを結び付けるための簡易なグッズです。 自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の特性として、自分の気持ちに気が付きにくかったり、感情とその表現が結びつきにくいことがあります。特に子供の場合は言葉での表現が追い付いて来ませんし、自分の気持ちを判断する事が難しかったりします。 そういう時に感情カードを提示しながら【こういう気持ちかな?】など、表現として表に出し、慣れてきたら本人に渡して【一番近い気持ちはど
叱られた時に黙りこんでしまうのは、自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)に限らず、定型発達者(いわゆるふつう)の方でも、また大人でも子どもでもしばしば見られることだと思います。 特にその性質上、子ども同志の集まる場所では、伝染しやすい様な気もします。そして、特性上、自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の方は起こりやすく、深刻化しやすいのではないかとも思っています。 今回はわが家ASD当事者たちと、定型の次男4歳のケースに見られた、3つのパターンの【叱られた時に黙りこむ】原因と対処法をまとめてみたいと思います。ちなみに学校や職場、家庭などの特定の場所で言葉を失ってしまう場面緘黙症とは異なります事をあらかじめ申し上げておきます。 “しゃべり出し”と“泣きだし”の感覚誤認 妻は幼い頃からこの感覚を持っていた様です。結果から先に言うと、妻はこの感覚を正確に認知し、自分の意思で塗り替えに成功し
【“言わなきゃ気がすまない!”といった感じで急沸騰】 【話題として出しただけなのに“悪者”みたいに否定してくる】 【会話に勝つまで論点をズラしてでも噛みついてくる】 といった攻撃的な反応や強い指摘。 そしてこれらとは逆の 【“えっ、そんなことで!?”という事で自責する】 【過去の些細な事をずっと禁忌にしている】 という様な自己肯定感を一切失ったような、極端な責任感や罪悪感。 今回の記事は非常に人によって当たり外れがあるかもしれません(いつもだけど……)。が、当事者だけでなく、家族としても利用できるテクニックなので、まとめさせていただきます。 正義感と自己否定のフィルタ 対処的に 強過ぎる正義感に対しては、【他人の事をとやかく言う権利はない】【人を否定する権利はない】など、やや強目で響きやすいものをキーワードとして利用する方法があります。 また自己否定に対しても【私が悪いのではない】とか【断
【話を聞いてても言葉がぼやけて入らない】 【しっかり聞いてたはずなのに、終わると憶えていない】 【“これは聞き逃しちゃならん”って力み過ぎて持たない】 自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)もしくは何らかの特性などで、視覚優位が目立つ場合、上記の様な状態になってしまい、コミュニケーションや仕事で支障をきたしていることはないでしょうか? 今回は長男と妻のケースを元に、わが家で有効的だった物をまとめてみたいと思います。 最初は小ノートメモ法 特に妻に効果が見られたのは、メモの活用です。例えば私(定型)の場合、人の話を聞いている時は、ある程度の【こう言う話だろう】と予測して方向性を注目していながら、相手の言葉が実際どう発せられているかを見ています。 だからいくつか流れの中で重要な語句や、話の転換があった場合、話題の主題をとらえたままポイントとして語句の変化を、印象強く受け止め認識することが出来
自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の当事者と会話をしていて、急に全てを否定されたり、無言になられてしまったりという事が時折あります。 関係性によっては、最初からこういった接し方であったり、その逆にひどく距離を置かれてしまうケースも。 今回は当事者と周囲の人の目線に合わせて、そうなってしまうポイントと、対処法をまとめて見たいと思います。 ※この記事はズブズブの素人がまとめていますので、科学的根拠もありませんし、データとして信頼性のある人数からリサーチしたものでもありません。あくまで私の周囲という狭い範囲での記事です。 また、これに当てはまるからといって、ASDである事の根拠にはなりません。 いくつかのパターン ケンカや口論になってしまったり、険悪なムード、またよそよそしくなってしまうなど、関係性が悪化しやすいのは、それぞれに特性・性質が絡んでいる気がします。 並べて上げれば、両極思考・
自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の当事者に限らず、物事に対してどうしても受動的になってしまう人は、けっこういるのではないでしょうか。 またわが家のASD当事者の中でも、娘はどちらかと言うと物事に対しては積極奇異型な傾向が強いのですが、自分の身の振り方や意識改革の必要性が少しでも臭うと、突如他人事のように構えたり、ふっと気配を消すような消極的な一面も持っています。その消極的になる時の反応は、妻や長男にも非常に似ている所があります。
など、多くの場合は【思っていたこととズレた】という場面でパニックは起こりやすい様ですが、パニックが起こる原因を自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の特性と、定型者も抱えている心理の観点で考えてみると、いくつかのポイントがあるように思います。
どれもわが家の自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の当事者3人に見られた、社会性の部分での弱点です。特に娘はこれが強く、一時はその特性がさらなる緊張を生み続け、家族として機能できなくなったほどでした。 様々な特性を読み解いているうちに、彼らの中で起こっていたことは、一言で言い表せる症状ではないと分かってきました。さらにASD当事者に限らず、これらは定型発達者(いわゆるふつう)にも起こりがちな反応であると思われます。
以前からちょっとずつ、自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の特性に対し、こうした賑わう場所や雑踏での対応を紹介したりしていましたが、今回はそれらを【主導権がない・連れに理解を求められない状況】でも使えそうな対策をまとめてみます。 ※あくまでわが家のASD当事者たちや、私の周囲からの情報を元にした素人のまとめです。ASDの個性の範囲は広く、ここで挙げている方法が効果的でなかったり、適切で無い場合があるかもしれません。
自閉用スペクトラム(アスペルガー症候群)の当事者や、また定型発達で個性の範疇とされている人の中にも、【こうした方がいい】と明白であってもやろうとしなかったり、【分かっていても、何故か動けない】と言う方がいたりします。 単に頑固という訳ではなく、理解できないわけでなく、また否定的な考えがある訳でもないのに、その場に縫い付けられたように動けない。これはわが家のASD当事者3人に共通で、特に妻と長男によく見られるパターンでした。
妻と出会ってから早十数年。 彼女は何かしら体調不良を訴えたり、潰れることが多く、隣にいる私は【気づいてやれなかった】とヘコむことしばしば。 しかし、付き合っていくうちに段々とその正体や傾向に気が付き、特に自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の特性の観点からアプローチしていったところ、特徴的な不定愁訴のいくつかを乗り越えてくれました。
【なぜ相談しない!⇔そんなこと自分で考えろ!】 【よそよそしい!⇔なれなれしい!】 など、こうしたどっちを取っても不正解となるダブルバインド。
これらの自縛に苦しまれている方は、意外に多いのではないでしょうか? また、学生のうちまではできていたのに、社会人になってから急にできなくなってしまったという方もあると思います。
自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の特徴としてあげられるのが、オープンクエスチョンに困惑してしまうということ。オープンクエスチョンとは『最近どう?』などの答えがいくつも想定できる投げかけのことで、またこれとは別に『話の前後から質問の意図が読めない』という点と合わさり会話に小さなズレやすれ違いが生まれることがあります。 わが家の娘の場合は典型的で、長男と妻の場合は、このオープンクエスチョンなどに対し、『見ていると分かるけど、自分が投げかけられると“う~んどうしたものか”と止まる』ということがあるようでした。
何かしていないと落ち着かない│アスペな兄妹の不安処理ミス 次男(定型:いわゆる普通)が成長してきて、長男や娘の自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)としての特性が、対比することで分かりやすくなるこ……
なんでこんなに大変なんだろう……。とよく頭を抱えました。 『親の通る道だよ』と一般論をいただいても、子どもが夜寝てくれることはありませんし、抱きしめても顔をそむけられてしまいます。
積み上げた布団でダイナミックな遊び中、もう終わろうかというタイミングで『こわかったぁー』と泣き出す。もうわかりきっていると思っていた事を、『本当は全然わかっていなかったが、尋ねなかった』と後になって分かることも。
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