在京キー局各社の2017年度決算資料に載っている各社の年度平均視聴率やタイム収入、スポット収入、番組制作費などを用いて、現在のテレビ局、テレビメディアの状況を分析しています。 これまで「視聴率編」、「CM収入編」、の3本の記事を公開しています。 決算資料でテレビ局経営を大解剖① 〜視聴率編〜 決算資料でテレビ局経営を大解剖② 〜CM収入編〜 決算資料でテレビ局経営を大解剖③ 〜番組制作費編・前編〜 最終回は、各局の番組制作費と視聴率、CM収入の関係を分析に加え、連結決算も見てみます。 前回に使用したグラフをベースに違うところに着目しました。 (グラフ⑫) 局によって視聴率の変化の折れ線より、番組制作費・CM収入が下回っているところと、上回っているところに分かれます。視聴率の折れ線より費用が下回る良い状態を緑、上回る危ない状態を赤で表しました。 経営管理の優等生 日テレ 視聴率より番組制作費