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大谷翔平
blog.goo.ne.jp/geomorgis
チリ・サンティアゴで開催されている国際地理学会に参加中です。学会の前に,北方のコピアポ市周辺を回る巡検に参加しました。その際に,3.11の津波が地球の裏側まで到達し,被害が生じた場所を訪れました。場所は Puerto Viejo という海岸の集落で,コピアポ市の北西にあります。 砂礫層の台地が削られてできた湾入部に,たくさんの家屋があります。大半は常住の家ではなく,夏季に海に滞在する人たちの別荘で,ベニヤなどを組み合わせて建てられています。土地の所有ははっきりしておらず,違法建築なのですが,地域の習慣もあり,強引に撤去したりはしないそうです。 台地の縁辺から集落を見たところです。 チリの海岸部は日本と同様に津波の危険が高いので,台地の上には津波の際に逃げるべき場所を示すサインがありました。大きな津波が来れば Puerto Viejo の集落は壊滅すると思われますが,今回,日本の沖から到達し
昨年3月11日の津波で被災した後,一般の人が原則として入れなくなった仙台市の海岸公園が,今日と来週の日曜日,臨時開園されます(人数を制限して)。それに先立つ昨日,仙台市のご厚意により,僕を含む東京大学空間情報科学研究センターのメンバーが海岸公園を視察することを許されました。被災を記録した公園の状況を写真でお伝えします。 公園の入口の看板。震災以前からあるものだと思います。 公園の近くの海辺。この堤防を越えて津波が入りました。 津波により,多くの木がほとんど水平に倒されています。しかし,運河に沿った木はあまり倒れませんでした。 運河と倒れなかった木です。運河の左側の遠方に丘が見えます。このあたりが海岸公園です。 運河の近くから海岸公園の丘を見たものです。津波によって木の樹皮が大きくはがされています。丘は人工の盛り土で,丘の上部は浸水を免れ,木製の展望台が残っています。 丘の上にある展望台。底
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