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大谷翔平
blog.goo.ne.jp/motosuke_t
阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。 【小保方余話】 新聞もネットニュースも報じなかったが、G-mailニュースで、小保方晴子が早稻田の大学院に在籍中の2011年1月に「ネイチャー・プロトコル」誌に発表した、「マウスの口腔粘膜上皮細胞シートをマウスの背中の皮下に自家移植する実験に繰り返し成功した」という論文 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21720318 が、 共著者の大和雅之(東京女子医大、TWINs所長・教授)、常田聡(早稻田理工学部教授,小保方の学位論文審査の主査)、岡野光夫(元東京女子医大副学長、元TWINs所長)の連名により2016年3月に密かに撤回されていた。小保方の名前はない。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26914318 撤
阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。 【小保方学位論文についてのコメント】 「序論」部分の構造は以下のようになっている。(文章はNIH広報記事の丸写し) Contents 1. Background 1.1 General Introduction 1 • Importance of stem cells • Unique properties of all stem cells 1.2 Adult stem cell 7 • History of Adult stem cell research • Function of adult stem cells 1.3 Research methods for identifying adult stem cells 10 • Normal differentiati
阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。 【プレィジャリズム】 Plagarismと綴り「盗用、剽窃」を言う。ラテン語で「人さらい、誘拐」のことを「プラギウム(plagium)」といい、そこから出た言葉である。他人の成果を勝手にこっそりとさらって行くから、盗用は「人さらい」なのである。 かつて盗用は主に文芸の世界での出来事だった。ことに長文のテキストから成る小説では、素材としての資料から一部を無断で「地の文」として利用したケースが多い。 (鵜飼清「山崎豊子問題小説の研究:社会派<国民作家>の作られ方」, 社会評論社, 2002、 竹山哲「現代日本文学<盗作疑惑>の研究」, PHP研究所, 2002) 他方で第二次大戦後の急速な科学技術の発展は、この分野での多くの「科学者」の誕生を促し、どの専門分野でも科学者間の激しい競争・競
阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。 【空前の論文捏造】これにはベル研究所の「シェーン事件」(2002)とソウル大学黄禹錫教授の「ES細胞論文捏造事件」(2005)がある。前者は「高温超伝導」の世界的な研究競争の過程で生じたものである。「ES細胞事件」の方が、今回の事件に実験方法が近いが、信頼のおける資料が少ないため、「シェーン事件」を取り上げる。 (李成桂「国家を騙した科学者」, 牧野出版, 2006は韓国「東亜日報」記者によるもので、取材も解説も不十分である。「シェーン事件」については、村松秀「論文捏造」,中公新書ラクレ, 2006 を主に参考にした。) また「シェーン事件」ではベル研究所は調査に信頼性を持たすために、内部委員は名目的で、実質的に外部委員に調査を委ねた。「小保方事件」の処理にあたり、この調査方法から学
阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。 【ネットの威力】小保方論文それ自体については、理研、ネイチャー、ハーヴァード大、東京女子医大、早稲田大で調査が進んでいると思うので、もう多くを書かない。 それよりもこの間に、驚いたのは、米国のブログPubPeerやクノップラー教授のブログ http://www.ipscell.com/ 日本語では http://stapcells.blogspot.jp/ や http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/210.html に寄せられたコメントだ。 「ネイチャー」の小保方第1論文の「方法」のところにある文章が、どうしてハイデルベルグ大J.Guo (2005)の細胞培養に関する専門誌論文からの、盗用であることを見つけたのか、不思議だった。しかし、ここに寄せ
阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。 【STAP細胞論文:剽窃の証拠】 1. 第1論文の構造:小保方第1論文には8人の著者がいる。 そのうち一番責任が重いのは論文執筆者で、この論文の場合、小保方と笹井芳樹が担当したとある。文章能力とか英文作成能力の問題があるから、同僚なり上司が執筆に大きなウェイトを占めることはままあるが、いずれにしても執筆者は研究の内容を理解し、執筆内容が真実であることに責任を負わなければならない。 しかし、今回の事件の場合、理研の笹井芳樹氏の名前は全然出て来ず、もっぱら山梨大に移った、実験担当者の一人に過ぎないはずの若山照彦教授が表に立っているのはどういうわけだろう。 実験を担当したのは、小保方、若山照彦、笹井芳樹、移植実験は小島が行った、と論文には明記してある。 一般には、実験を行ったら、手順と結果
阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。 【論文の構造】 「サイエンス」に続いて2/19「サイエンティスト」誌もSTAP細胞疑惑について報じている。同誌も小保方との連絡が取れないそうだ。 http://www.the-scientist.com/?articles.view/articleNo/39211/title/Stress-Induced-Stem-Cell-Method-Questioned/ 理研のHPからこれまで使われていた小保方の広報写真が2/20削除された。理研の調査がクロで、発表前に予防措置を取ったのだという見方も出ているが、メディア向けのリリース資料はそのままになっているから、いかがなものか。 ネイチャー誌は1/30号に掲載された2本の小保方論文とこれに関するD.シラノスキ記者の記事2本を無料で公開した
阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。 【STAP細胞】1/30付各紙が遺伝子導入をしない多潜能幹細胞の作成に理研(神戸)の女性研究者が成功したと報じている。「共同」は論文が「ネィチャー」誌に掲載されたというのが主体だ。 http://www.47news.jp/news/2014/01/post_20140129205928.html 「読売」は祖母にもらった割烹着をつけて実験をするというのを強調している。(2/3までの各紙はすべてこの手の報道で、研究の中身についての<解説報道>がない。日本語では「ニュートン」か「日経サイエンス」のような科学雑誌を待つほかないのか…。情けない。) http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140130-OYT1T00213.htm バカバカしくて、読
阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。 【独創?】1953年にヒラリーとテンジンがエヴェレスト初登頂を果たした後、数年して中国政府が「別ルートでエヴェレスト登頂に成功した」と発表したが、西側世界は信じなかった。公表された登攀日誌があまりに雑で、実際に登ったのなら当然あるはずの、意味のない細部の記録が欠けていたからである。 ヴァカンティ教授は痲酔学が専門で、再生医学を手がけている変わった人だ。ヌードマウスにヒトの耳を生やす実験で一躍有名になった。1997年にはマサチューセッツ医大にいた。 http://en.wikipedia.org/wiki/Vacanti_mouse 2/6の「毎日」が「暮らしナビ・科学」という欄で「海越え連携 STAP細胞」という特集を組んでいるが、読めば読むほど疑問が湧いてくる。 ヴァカンティ教授は
阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。 【STAP細胞疑惑】「佐村河内」事件でNHKと大メディアの鼻を明かしたので元気づいたのか、週刊誌が「STAP細胞」疑惑を取り上げる方向で動いているようだ。 http://irorio.jp/oneissue/20140214/113060/ 「佐村河内」事件では「週刊文春」の特ダネとなったが、「週刊S」というのは「週刊新潮」のことか… http://netgeek.biz/archives/4790 2/15「毎日」も理研が調査を始めたと報じていた。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140215-00000020-mai-soci 2Ch「生物板」では早くも「捏造」と結論を出している。 http://crx7601.com/archives/3
阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。 【急展開】 これを書いた2/17夜以降、事態の急展開があった。 小保方の一連の論文に最初に疑念を呈したのは、米国の「PubPeer」(公衆による論文審査)というブログだ。2011年の小保方論文の画像不正疑惑を2/13に提起している。 https://pubpeer.com/publications/20883115 これとは別に米カリフォルニア大学デーヴィス校のクノッフラー教授が、小保方報告の「再現実験」を呼びかけ、2/17までに9件の報告があった。(すべてネガティブ) http://www.ipscell.com/stap-new-data/ 「ネイチャー」1/29付号に小保方論文が発表されて1週間後、上記「PubPeer」に書き込みがあり、「図1-i」レーン3の写真は「はめ込み」
阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。 【違和感】 2/3のメルマガでこういう感想を書いた。 「この研究を行った女性研究者はどういう人物か: <早大理工学部にAO入試の第1回生として入り、応用化学を専攻し、大学院では海洋微生物を研究、その後東京女子医大で細胞培養の技術を一から学び、昼夜問わずひたすら実験に取り組んでいた。> <理研の笹井芳樹・副センター長は「化学系の出身で、生物学の先入観がなく、データを信じて独自の考えをもっていた。真実に近づく力と、やり抜く力を持っていた」と分析する。大和雅之・東京女子医大教授は「負けず嫌いで、こだわりの強い性格」と話す。その後、半年の予定で米ハーヴァード大に留学した。その後、2011年に理研に就職した>(「朝日」1/30) ここから浮かび上がる人物像は、高校で化学は勉強したが生物学は勉強
コメント [環境・エネルギー・天文板5] 疑惑深まるSTAP細胞 免疫細胞の専門家が小保方論文の決定的な矛盾点を指摘 難波紘二 広島大学名誉教授 ダイナモ (MOKUMOKU) 2014-02-24 01:52:19 >シンシナチ大学という田舎の二流大学から来たマーク・スペクターという24歳の大学院生 「シンシナチ大学という田舎の二流大学」というのは何という無神経な記述か。若いころ、どこの大学に居たっていいじゃないか。有名一流大学出身の研究者以外はまともな研究はできないというのか。 わたしは広島大学名誉教授難波紘二なる人物の人格を疑う。こんなやつと付き合いたくないね。 (批判の内容については異議はありません) MOKUMOKUさんのコメントに対して (通りすがりの研究者です) 2014-02-24 20:36:49 MOKUMOKUさんの気に障ったということ、理解できます。 ただ、私は、難
阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。 【STAP細胞】については、その後、追試して確認したという報道がない。著者らの主張によれば、pH5.7の塩酸でリンパ球を処理し、培養7日目にSTAP細胞が出現するので、試薬が揃ってさえいれば10日か半月で追試実験は可能だろうに。 2/3/2014のメルマガで、<用いたマウスのリンパ球の中に、もともと多潜能幹細胞が含まれていた可能性を排除するため、T細胞受容体(TCR)遺伝子に再構成があるかどうかをチェックしている。このSTAP細胞から作られたキメラマウスの体細胞には、TCR遺伝子の再構成が認められたという。だが疑問は残る。 一旦免疫遺伝子を再構成した細胞は、幹細胞になってもその遺伝子を引き継ぐので、もう余分な胚型TCR遺伝子がないはずだ。そうするとこの細胞から作ったクローンマウスは「
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