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中東情勢
blog.goo.ne.jp/taromiles
このところ「こういったジャズが聴きたいんだけど、それはジャズのなかでなんというジャンルになるの?」なんていう趣旨の質問を、いくつかの場所で数人の人からもらった。 これ結構難しい質問なんだよね。 ジャズのジャンルって何で分けるのかという定義が曖昧で、好き勝手な基準でバラバラに区分けされてて、さらに1人のアーティストがいくつものジャンルをまたいで活動をしていたりするもんだから、ややっこしいこと甚だしい。 だから今日はジャズのなかの各ジャンルが、いったい何を指す言葉なのかということを、思いつくジャンルを片っ端から羅列して、その意味を明らかにしていってみようと思う。 ■ニューオリンズジャズ これは「生まれたてのジャズ」そのもののことね。 20世紀初頭、創世記のジャズそのものを指す。ジャズが生まれたときにはジャズと言えばこれしかなかったとわけで(笑)、ズバリ「初期のジャズ」そのものを指す言葉と言って
さて、60年代にジャズ新たな趨勢となるもうひとつのイディオム、それは「モードジャズ」。 このモードジャズの推進者となったのが、George Russell(ジョージ・ラッセル、p,arr)と、そしてやはりこの人、Miles Davsi(マイルス・デイヴィス、tp)だったのね。 しかしMilesってスゲェな。ビバップ以降ほとんどの章に顔出してるでしょ(笑)。 まずモードジャズが台頭して、その後のジャズの新たなるメインストリーム、「新主流派」へと繋がっていく流れを駆け足でみてみましょう。 ハードバップ全盛の最中、モードの先鞭をつける試みを最初に行ったのはGeorge Russell。 Russellはコードを単なる和音の重なりではなく調性の中心と位置づけ、曲中の各和音や音階を調性の中心に対して相対的に捉えていくことによって、ビバップとは異なる、よりトーナルな(調性的な)、そして最終的には調性内
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