拙ブログで、以前から着目していたブログに「愚迷釋啓了」さんというのがあります(恐縮ですが、勝手にリンクしております。他のブログへのブックマークからどうぞ)。浄土真宗の方ですが、能登半島地震で大きな被害を受け、その復興の状況をブログに綴っておられます。これを見ますと、現地ではまだまだ、あの地震の影響が大きいと理解できます。 そのブログで、2008年4月26日に書かれた記事を見たとき、拙僧も色々と考えざるを得ませんでした。そこで、その時の想いを中心に、記事にしてみたいと思います。なお、その記事とは【能登半島地震 被災から399日め-2】というものであり、朝日新聞に掲載された「「宗教とは」自ら問う」という記事について、その全文を挙げています。 能登半島地震から1年がたった。信仰に篤いこの地域には大小2千の寺があり、400力寺以上が被災した。高齢化・過疎化で減る一方の檀家は、被災者でもあり、寺の再