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円安とは
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職場にしょっちゅう指の関節をポキポキ鳴らしている人がいます。けっこういい音がします。私は関節が鳴らないほうなので、関節で音が出ること自体、とっても不思議です。 筒井康隆に「関節話法」という短編小説があります(『宇宙衛生博覧會』所収)。「間接話法」ではなく、「関節」話法です。 マザング星という惑星では、「関節話法」つまり、全身の関節を鳴らすことによって会話が行われています。マザング星は地球とよく似た惑星で、古くは地球人と同様に口からの発声で会話をしていましたが、いつのことからか「声を出して喋るのがたいへん下品な習慣である」とされ、関節で会話をするようになったということです。手の指、足の指、首、足首といった関節を鳴らし、それを組み合わせることで単語や文を伝えるのです。 たとえば、「右手親指の第一関節をぽきりといわせてから足首をごき、と鳴らし、左手中指の第二関節をこきりとやる」と、これは「思いや
12/4付けの朝日新聞日曜版に載っていたこの事実! 知らなかった。 明治21(1888)年の人口調査によれば、新潟県の人口は166万人で、2位の兵庫県の151万人、3位の愛知県144万人を抑えて堂々のトップ! 東京はこの年、135万人で第4位に甘んじております。続く明治26(1893)年の調査でも新潟県が171万人で1位の座を堅守。なぜ新潟が人口日本一?とつい考えてしまいます。 記事によれば、「江戸時代、稲作に適した気候に恵まれ、大阪と北海道を結ぶ北前船航路のあった日本海側の方が太平洋側より豊かな傾向があった(鬼頭宏・上智大学教授による)」ということ。そうか、そう聞くと納得できます。しかし、かつて「裏日本」と呼ばれていた「日本海側」が日本の産業を支えていた時代もあったのです。ましてや米どころ新潟県は、「それだけの人口を養う力があった」ということですね。 本棚に『裏日本』(古厩忠夫著、岩波新
シネマディクト10周年記念企画。3時間23分という長尺ものは久しぶり。疲れました…。 あの有名な、ワグナーの「ワルキューレの騎行」に乗せてヘリコプターが海岸の村を襲撃するシーンは、やはりスクリーンでこその迫力ですね。鳥肌が立ちます。本当は鳥肌なんて立ってはいけないのだろうけれど、あの高揚感を抑えることはできない。 ただ、その鳥肌も、空中のヘリコプターからの視点で見ているときだけ。カメラの視線が地上に降りた瞬間にすっと消えてしまう。米軍曰く、そこはベトコンの拠点の村。しかしそこには子どもたちもいて学校もある。無差別に上空から爆撃され機銃掃射を受けて倒れていく村人。今度は怒りがふつふつとわき上がってきます。 ベトナム戦争は、基本的にはベトナム統一をめぐる南ベトナムと北ベトナムの戦争です。もともとベトナムは、19世紀以降フランスの植民地でしたが、第二次世界大戦で本国フランスがナチス・ドイツに占領
以前から時折耳にしていた「18歳選挙権」の実現に向けて、自民党がいよいよ動き始めたそうです。選挙権の年齢条件を引き下げるということは、当然、「成人」のとらえ方にも連結します。これはたぶん、とっても大変なことなのです。 世界の状況を見ると、186ヶ国・地域のうち、米国や英国、フランス、インドなど162ヶ国で選挙権が18歳以上としている(朝日新聞、2006年12月6日付け)のだそうです。サミットのメンバーとなっている「先進国」の中で、20歳以上なのは、日本だけです。だから日本も…! しかし、世界の趨勢がそうだから…ではなんとなく釈然としないものを感じます。なぜ今、18歳に引き下げる必要があるのか、あるいはそれだけの社会的条件が整っているのか。そこは考えてみる必要がありそうです。 日本には、「成人の日」という祝日があります。その趣旨は、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を
もうすぐクリスマスです。 クリスチャンでもないのに、クリスマスなんかカンケーねーや、と思っている方もいると思いますが、そもそもクリスマスってキリスト教とはあまりカンケーないところに起源があるのです。 "Christmas"の語源は"Cristes masse"(クリーステス・マッセ)。クリーテスはもちろんキリスト、マッセというのは、「ミサ」(聖餐式)のことです。「キリスト」という言葉は、イエスの苗字、ではなくて、ギリシア語の"Χριστοs"(クリーストス)つまり「油を注がれた者」という普通名詞なのです。「お釈迦様」を表す「仏陀」(ブッダ)という言葉が、「悟りを開いた者」という意味であるのとよく似ています。 「油を注がれた者」というのは、現在のイスラエルにあった古代ヘブライ王国の習慣で、王の即位の際に頭に油を注いだことからきています。つまり、「油を注がれた者」というのはユダヤ人の王を意味す
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