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土渕信彦のエッセイ「瀧口修造の箱舟」第16回 土渕信彦 16-1.「旅」展 「旅 ―〈ここではないどこか〉を生きるための10のレッスン」展は、東京国立近代美術館で開催された。会期は2003年10月28日〜12月21日だった。タイトルどおり「旅」に焦点が当てられた企画展で、内外の作家10名の約70点の作品が展示された。 最初のセクションで瀧口修造のリバティ・パスポートが12点並べられた。これだけの点数のリバティ・パスポートが集められたのは世田谷文学館の「瀧口修造と武満徹」展のとき以来だったように思う。図録もまるで瀧口のリバティ・パスポートのようなサイズの、ハンディな体裁で好ましかった。ただ、10年経って老眼になってみると活字も図版も小さく感じられ、せめてもう一回り大きな文庫本サイズくらい欲しいという気がしないでもない(図16-1)。 図16-1 東京国立近代美術館 「旅 ―〈ここではないどこ
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