トロマの新作「Poultrygeist: Night Of The Chicken Dead」を観たのだが、これが超超傑作で、2008年度ベスト1確定だった「WALL・E」(観てないけど)をあっさり抜いて、一位になったぞ! 観ていて途中、何度も目頭が熱くなった。最後なんて、独りでスタンディングオベーションですよ。 これはインディペンデント主義貫き通すトロマが、フランチャイズ化してしまった昨今の映画界に闘いを挑んだ作品なのだ。 大手チェーンのシネコンの台頭でどこもかしこも同じ映画しか上映しなくなり、その映画はハリウッドの超大作ばかり。 その現状に怒りを込め、トロマはフランチャイズの元祖であるケン●ッキーフライドチキンを舞台にシネコンでは絶対に上映してもらえないような、ウンコ、チンコ、ゲロ、そして大量の血にまみれた映画を作り上げた。しかも、近年のインディーズ映画のほとんどがビデオ撮りの中、35