サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
GPT-4o
blog.miraclelinux.com
先週の土曜日(7日)に、高専カンファレンス 2009秋 in 東京参加してきました。 昨年のML社での開催終了時に次回は、100人規模でやりたいなと話をして いたのですが、それを実現した実行委員のメンバーの方々の熱意に感動しました。 また、今年もIT Mediaの西尾さんも参加され、素晴らしい記事を書いていただいて います。 昨年は、カジュアルな内容が多かったのですが、今年は、衛星やDNAの話だと かなりテッキーかつアカデミックな基調講演もあり、素晴らしい内容になっていました。また、目標であった100名以上の参加あり、大成功だったと思います。(私は、今年は、お手伝いができずにすみませんでした) もちろん、カンファレンスの後は、熱い熱い飲み会になります。今年は、今回の会場提供で大変御世話に なった東京都立航空工業高等専門学校の元校長の島田先生なども参加され、老若男女が入り乱れる楽しい
ここにも書きましたが、お客様からのオフィスは、ほとんどがMS-Officeなわけです。 それだけのために、Windowsをインストールするのも、歯がゆいので、今回は、 Wineをインストールして、そこで、MS−Office2007を使うことにチャレンジして みました。 結果としては、なわけで、使えます。ただ一つの問題をのぞいては。 wineをインストールする. http://www.winehq.org/download/deb このページ通りにやれば、問題なし。 Wine1.1.24が最新である。 関係ファイルのダウンロード $sudo apt-get install cabextract $wget www.kegel.com/wine/winetricks Wineconfigureで、WindowsバージョンをWindows Vistaに変更する。 Widows関連ファイルのイ
Linuxにも消費電力を押さえるための様々な機能がありますが、皆さんは、使われていますか?今回は、cpufreqというCPUの動作周波数をコントロールするツールを利用してみます。 Ubunut 9.04では、最初からこのcpufreqがカーネルに取り込まれているので cpufreq-infoで確認する。 CF-Y5には、1GHz〜1.83GHzまでコントロール可能なCPUが2個あることが ここからわかります。まだ、governorsと呼ばれるcpufreqのモードが、 conservative, ondemand, userspace, powersave, performance あることもわかります。 performance -- 最高のCPUクロックで動作 powersave --最低のCPUクロックで動作 ondemand -- 動的クロック(AMD64,Centrino等の機能を
弊社の場合には、様々なケースでSkypeを使っています。特にAsianuxにおける テレカンで利用することは、しばしばあり、これが使えないないと普通に使うPC として使い物になりません。 Skype自体は、本家のサイトにUbuntu用のパッケージがありますので、これを ダウンロードすれば、インストールは、簡単です。 Linux版は、Windows版と比べると開発が遅いので、最新バージョンでも 2.0です。(Windows版は、4.0)まあ、ユーザ数の違いなので、仕方がない と思います。 問題は、この後でした。 Skypeを起動して、じゃ、音声テストをするかということで、起動をします。 起動後、オプション設定の画面で、サウンドテストをします。 まずは、「テストサウンドの作成」をクリックすると 音声が聞こえます。(もちろん、聞こえればOK) 次に、「テスト通話の作成」をクリックすると、
当社へ転職して2年経過した tmorimoto です。そして、これが私の最後のエントリとなります。最後なので2年間の振り返りをしてみます。私が OSS のコミュニティ活動やプロジェクトへの参加を通して実感した所感になります。 リファレンス: オープンソースエンジニアへの道 LL Future 私は2年前、当時 CTO だった吉岡の人材を見て、当社の中途採用に応募しました。 前職は技術レベルの高くない SIer で SE をしていました。求められる技術要項が前職と大きく異なるため、採用試験の結果は15点満点中1点でした。それでよく採用されたと自分でもそう思っていますが、OSS の企業で働きたいという確固とした決意を汲んでくれたようです。 これは私の経験上のアドバイスですが、転職エージェントを利用しない方が転職そのものは容易です。同じ技術レベルの応募者が2人いた場合、会社側は採用コストを抑える
ゴールデンウィークなのに特にやる事がない tmorimoto です。時間があるので、ブログを読んだり、プログラムを書いたりしています。先日、Cafe La Boheme Ebisu (カフェ ラ・ボエム 恵比寿) というお気に入りのカフェを発見しました。暇なときは Macbook を担いで、ここで過ごそうかなと思います(^ ^;; 大学時代に書いた論文を読み返して、当時の事を思い出していました。学術論文は、技術文書とは違い、内容の良し悪しに加えて、それが論文としての体をなしているかが重要です。論文としての体とは何かと言うと、日本だと「タイトル -> 概要 -> 序論 -> 本論 -> 結論 -> 参考文献」のような展開が一般的だと思います。この体を逸脱していると、どれだけ内容が優れていても学術論文として採用されることは少ないと思います。テクニック的な事を言うと、この中で一番最後に書くのは序
リファレンス: Debug Hacks Conference 2009 Debug Hacks Conference 2009開催した Asianux Server3 に ZABBIX 1.6.4 をインストールする 「Hack#43 strace を使って、不具合原因の手がかりを見つける」を kyamato さんが紹介されています。strace はデバッグだけでなく、ソースコードを読む前の、アタリを付けるときにも有効だと思います。尚、この方法は sochoi さんから教わった方法です。sochoi さんは、以前、20万行の strace ログから、バグの要因となる50行を短時間で見出した strace のスペシャリストです。何故、Debug Hacks に hack を書かなかったのかが私は不思議なぐらいです(^ ^;; さて、先日、zabbix-agent が設定されたユーザパ
JUS(日本 UNIX ユーザ会)の「Haskell による関数プログラミング」に参加してきた tmorimoto です。全くの初心者の私ですが、関数プログラミングの概念と実際のコーディング手法に触れてみて、とても興味深かったです。有識者による解説は、本質的な部分をうまく説明してくれるので、初心者が要点を把握するのにとても分かり易いです。きっかけ作りとして、勉強会に参加して、とても良かったですo(^ ^)o リファレンス: 「Haskell による関数プログラミング」 のんびり Haskell CentOS4/CentOS5 - yum でサードパーティ製リポジトリを使用する JUS のサイトで紹介されている HowTo:ProgrammingEnvironment には Ubuntu での環境構築の手順しか紹介されていないので、RPM 系の Linux での環境構築(CentOS)の手
Hacker's Cafe Fes!! へ遊びに行って来た tmorimoto です。LL2008 で発表されていた方達が、ハイテク技術を駆使して面白いことをやってみよう的なノリで活動されています。これは一体何のイベントだろうと、半分怪しみつつ行ってみたのですが、私が行ったときは、6畳1間がいっぱいになっていました。もちろん、電脳メガネ「のようなもの」も装着してきましたo(^ ^)o リファレンス: ZABBIX 1.6.3 released CentOS 5.2 の ZABBIX RPM パッケージ ZABBIX セットアップ 2009/03/27に zabbix-1.6.3 がリリースされました。幾つかの機能改善と多くのバグ修正が行われているようです(詳細は本家のリリースノートを参照してください)。 zabbix-1.6.3 の RPM パッケージは、現時点ではまだ作成されていないよう
ユメのチカラ インターネットの時代になって、地球規模の知恵の集積が 可能になった。ソフトウェア開発においてもオープンソースソフトウェアのバザール的開発が注目されている。いまおきているその現実を現場の視点から記していきたい。 吉岡 弘隆 - よしおか ひろたか 日本OSS推進フォーラム ステアリングコミッティ委員 OSDL Board of Directorsを歴任 カーネル読書会主宰 2000年6月、ミラクル・リナックスの創業に参加。 95年~98年、米国OracleにてOracle RDBMSの開発をおこなっていた。 98年にNetscapeのソースコード公開(Mozilla)に衝撃をうけ、オープンソースの世界に飛びこみ、ついには会社も立ち上げてしまう。 2008年6月取締役CTOを退任し一プログラマとなった。
第三のペンギン LinuxやOSSで発生した問題や素朴な疑問を執筆します。また、物欲旺盛なミラクル社員の素顔も見られるかもしれません。
NTLDR を使って Windows と Asianux のデュアルブート環境を構築し、Asianux のデスクトップを日々使っている moriyama です。 Windows でパーティションを操作したら、パーティション番号が変更されてしまい、Asianux が起動しなくなるなどのトラブルをきっかけに、パーティションテーブルの構造は、どうなっているのだろうと興味が湧き、少しばかり調べてみました。 こちらのページを参考にさせてもらい、MBR (マスターブートレコード) 中のパーティションテーブルを覗いて見ることにします。 まずは、fdisk コマンドで、どのようなパーティションが作られているか確認してみます。 # /sbin/fdisk /dev/hda このディスクのシリンダ数は 4863 に設定されています。 間違いではないのですが、1024 を超えているため、以下の場合 に問題を生じ
2008年は変化の年だった。自分にとって。1998年Netscapeのソースコード公開から10年。オープンソースにとっては10周年記念の年だった。この一年を12月でもあるので振り返ってみる。 自分にとっての今年の三大ニュースをあえて選んでみると、 (1) 取締役退任。生涯一プログラマ宣言。 (2) 経済産業省商務情報政策局長感謝状、楽天テクノロジーアワード2008金賞受賞 (3) 勉強会ブーム 取締役退任し、約半年。現場でAsianux Mobileの開発を行っている。ディストリビューションの開発というのは何かプログラムをスクラッチから書くということはなくて、ブートローダのバグを直したり、パッケージのビルトをしたり、ときにはパッケージの機能変更したりという非常に地味な仕事である。Webのサービスと違って、すぐ成果が世の中に出るという事はないので、製品開発といっても、イメージしにくい仕事かと
カーネル読書会番外編ディストリビューション大集合@楽天テクノロジーカンファレンスに参加するために、楽天に行ってきた。今回はいろいろサプライズ(後述)があって、それはそれで楽しかったんだけど、ちょっと感想かなんかを記す。 勉強会メソッドとして、(1)質問をする、(2)懇親会でいろいろな人と繋りを持つというのがある。 米国でのワークショップなんかだと非常に活発に質疑応答があって、発表そのものより質疑応答の方が重要だったりする。ところが日本の場合は、講師が一方的にしゃべるだけで、質問時間がまったくなかったり、あっても実におざなり。そもそも質問する人もほとんどいなかったりする。 で、わたしは、そーゆーのは面白くないし、活発な議論からクレイジーなアイデアが生まれ、それがブレークスルの源泉になっていると思うので、可能な限り質問をするようにしている。また、そーゆー自由闊達な議論の場というのをこの地に根付
先日、大手企業にお勤めの若手技術者の方とお話する機会があったのだが、上司がコミュニティ活動をバカにしていて正直、説得するのに疲れてしまったというような事を伺った。上司が「所詮コミュニティ活動なんていうのはサークル活動だろ」と全くその価値を認めてくれない、というような話であった。 コミュニティ活動をしたところで、自社の直接的な売上に結びつくわけでもなく、経費節約に直接貢献するわけでもないので、上司殿にとっては単なる無駄なアクティビティにしかみえないのだろう。とは言うものの、時間外にやっているわけであるから、ほっといてくれと思わなくもないが、その手の上司は、ほっとくのではなく、白い目でみるというか、良い顔をしないというか、露骨にイヤな顔をするらしい。 仕事の延長で、どんどんコミュニティ活動を奨励する会社は、そうは多くはないと思うが、もちろんなくはない。しかし大手企業で、そのコミュニティ活動の可
プログラムの案内が来たので下記に掲載する。わたしは、「ディストリビューション大集合のご案内」で記したとおり、C会場コミュニティセッションl(Linux)のモデレータ、進行役をやる。多数のご参加を待つ。(参加申し込みはhttps://www.rakuten.co.jp/event/techconf/2008/ でお願いします) ======================================================================== 『楽天テクノロジーカンファレンス2008』 ■開催概要 日 時:2008年11月29日(土) カンファレンス 13:00-18:30(受付開始 12:00) 懇親会 19:00開始予定 ■会場 楽天株式会社 『品川シーサイド楽天タ
昨日はTLF (The Linux Foundation)のシンポジウムだったのだけど、仕事にはまっていて、キャンセルしてしまった(残念)。そしたら@itoh_bmarkからTwitterで体育館の裏までちょっと来いみたいな感じで呼びだされ、気がつくとTLFの懇親会会場にいた。セミナー本体にはいかないで、懇親会だけに居るというのも、どーよという感じがしなくもないが、重要な話は懇親会でされるという「宴会第二の法則」のとおり、その日も非常に示唆に富むお話が満載であった。 来年のLinux Kernel Summitをカーネル読書会がハイジャックするという件は、各所から非公式に打診されていて、がんばります。はい。 懇親会で、TLFのスポンサー企業の皆様とお話していて、よしおかさんたまにはブログ書いてくださいよとお願いされる。あれ、「はてな」の日記書いてますよ、と言うと、会社からは「はてな」ブロッ
カーネル読書会の番外編として、フリーのディストリビューション開発者が大集合して、それぞれのディスリビューションの特徴、コミュニティ活動などを紹介していただくイベントを企画した。横の繋がり、情報共有をすることにより、ディトリビューション共通の悩みとか問題・課題とか活動について議論する。開発者が幸せになるための方法論とは。あるいはディストリビューション開発に参加する方法などについて語っていただく。 最近の空前の勉強会ブームにもかかわらづ、フリーのLinuxディストリビューションの開発の現場の顔が見えないような印象をわたしは持つのだが、今回、日本でフリーのディストリビューション開発にかかわっておられる方々をお呼びしてその現状を生々しく語っていただく。 参加予定プロジェクト(順不同、変更の可能性もある) slax-ja, Momonga Project, Ubuntu Japanese Team,
先日、グリーンITという講演を聞く機会があった。その講演でPUE (Power Usage Effectiveness) という単位を教わった。 PUE = iDC全体の消費電力 ÷ 収容されるIT機器の消費電力 冷却設備の効率がよければ1に近づく というものだ。第15回GREEオープンソーステクノロジ勉強会でさくらインターネット株式会社の加藤さんのプレゼン資料がhttp://labs.gree.jp/Top/Study/20080919.htmlにある。資料の18枚目にデータセンターの電力消費量の図がある。その図によれば大体40〜45%くらいがIT機器によると考えられる。そうすると、PUEは2.2〜2.5ぐらいになる。 グーグルがデータセンターの電力効率性を一部公開、PUEは驚きの「1.21」((http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/200
私が、鈴鹿高専の出身であることは、社長プロフィールにも書かれているとおりです。@ITの記事を目にしたことがきっかけで、私もぜひ、お手伝いをしたいないと思いました。高専は、世間では、結構マイナーですが、色々な分野で活躍していることも事実です。 高専カンファレンスのWiKiに、次回の会場を探していることが書かれていたので、それでは、弊社のセミナールームをお貸ししましょうということにしました。弊社は、よしおかが主催のカーネル読書会を開催していたり、オープンソースのコミュニティにも会場をお貸ししています。これは、私が社長の就任会見でも話をしたことで、エンジニア支援したいということにつながっています。 そのひとつとして、同じようなコミュニティから発生してきた、この高専カンファレンスに部屋を貸し出すということを考えたわけです。 その準備という名の下で、この企画を考え出し、次回の開催を計画しているメンバ
ひょんなことから経済産業省商務情報政策局長から感謝状を頂いた。わたしの年代だとお相撲の優勝者が航空会社の日本支社長(外国の方)から「ひょっうしょぅじょ〜ぅ」というのを懐しく思いだすのであるが、まあ、誰かから賞状を貰うのなんていうのは小学校以来と言っても過言ではない。 経済産業省として「IT産業の魅力の向上や将来のIT産業の人材育成などについて、企業、教育機関の枠組みを超えて活躍している専門家の活動は、単に関係者間の自主的な取り組みにとどまらず、経済産業省の展開する政策にもご貢献されるものであると認識」し、ついては「この分野でご活躍いただいている専門家の皆様に商務情報政策局長より感謝状を贈呈したい」とのことである。 今回、経済産業省として初めて「専門家コミュニティ活動」を表彰したらしい。昨日、経済産業省に出むき局長から直々に感謝状を頂いた。今回の対象者は独立行政法人情報処理推進機構からの推薦
日経コンピュータ増刊号(2008年9月22日)にわたしのインタビューが掲載された。この増刊号のコンセプトは、 道 今、選択のとき IT業界の仕事は面白い。新しい技術が次々と生まれ、それを使って社会や会社、個人の生活を変えていける。ただ現状では、本来の創造性を発揮できずに、閉塞感を感じている人もいることだろう。そんな時期だからこそ、自分を見つめ直してはどうか。キャリアやスキル、それを支える生活---今こそ5年後の自分の姿を描こう。 取締役退任、生涯一プログラマ宣言以来いろいろな方からインテビューを受ける機会があった。この増刊号には、20代、30代、40代、50代それぞれ3人づつ気鋭のエンジニアのインタビューが掲載されている。 IT戦士の天野さん(25)のインタビューも載っていた。 週末にじっくり読んでみようと思った。 もう一つ、エンジニアtype 08.11号にもインタビューが掲載されている
先日開催された memcached Night in Tokyo #1 というのに参加してきた。 http://groups.google.com/group/memcached-ja/web/memcached-night-in-tokyo-1 夕方6時開催という昨今の勉強会としては早めの開始時刻なので、あたふたと会社を出た。場所は原宿である。おされな場所である。浮足立つ。ということはどうでも良くて会場であるmixiに初めていったのだが綺麗なオフィスであった。 memcachedというのは、データベースに対する分散メモリキャッシュ技術みたいなもので昨今のWebではよく利用されている。国内ではmixiでの事例がよく知られている。 http://ja.wikipedia.org/wiki/Memcached この話を初めて聞いたとき、うーん随分乱暴な話だな、RDBMSでやるべき仕事だろ、そー
わたしに不用意にふってはいけないネタとして、プログラマ35歳定年(停年)説というのがある。飲み会かなにかの席でなにげなく、そのような話題を出し、延々聞きたくもない話を聞かされた被害者の方も少なくない。 血圧があがるネタである。 誰がいつごろからそんな事を言ったのだろう。 まあ、それはともかく、プログラマといってもいろいろあるわけで情報技術(IT)という分野も話している人によって全然違う話しをしているのに、双方とも気がついていなくて延々すれ違いの議論をするということも多い。 例えば、ITについても、(1)OSとかコンパイラとかRDBMSとかいわゆる基盤系技術、(2)エンタープライズ系(企業の情報システムとか)、(3)ミッションクリティカル系(勘定系、社会基盤系(電力送電網)とか)、(4)Webサービス系(Web2.0?)、(5)組込系(いろいろ)、などなど種々雑多ある。 またビジネス形態とし
この夏、セキュリティ&プログラミングキャンプとU-20プログラミングコンテストの実行委員、審査委員をした。若い人達のプログラムに対する姿勢を身近に接っする機会があった。 キャンプは4泊5日の長丁場だし、U-20プログラミングコンテストの審査は一次審査、最終審査それぞれ丸々一日、ずっぽり若者のプログラムにひたりっぱなしであった。体力勝負の感もなくはないが彼等の発想を真のあたりにする大変貴重な機会となった。 プログラミングの技能(テクニック)はおそらく座学でも伝達できる。細い技術的な事は授業することができる。だけど、プログラミングの楽しさや面白さをどう伝えたらばいいのだろう。プログラミング言語の文法を教えることがプログラミングの楽しさを伝えることになるのか、デバッガのコマンドを教えることがプログラミングの面白さを伝えることになるのか。 コンピュータの仕組をしらなければ、プログラミング言語の文法
英語の勉強法の事ではない。 先日のLL Futureの感想を書いてたいろいろな人のブログやら日記やらを読んでみた。自分の英語だめすぎ(涙目)、もっと英語ができたらなあ(願望)、よし英語を勉強しちゃる(希望)などなどいっぱい目にした。 間違いない。英語は出来ないより出来た方が絶対自分の世界が広がる。断言する。 プログラミングの世界は英語が第一言語だというのは紛れもない事実だ。Larryに日本語を覚えさせるより自分が英語を勉強した方がどれだけ自分にとってメリットがあるかという話だ。 その意味で今回のLL Futureは未来のまつもとゆきひろを作るためにも、多くの若い(おじさんもいたけど)プログラマに英語を獲得する必要性をリアルに示したという大変な貢献をした。 通訳は必要ない。 英語ができなければ悔しい。その悔しさをモチベーションにする。Larryと話したい。それがモチベーションだ。自分のコード
週末LL Futureに行ってきた。朝の10時から夜9時まで11時間の長丁場である。参加するだけでもヘロヘロなのだから裏方の実行委員や発表者の皆様のご苦労は大変なものだろう。感謝。 わたしがこの夏のLLイベントにはじめて参加したのはLL Ring (2006)からで、昨年のLL Sprits(2007)、そして今回のLL Future (2008)というような感じである。 基調講演はPerlのLarry Wallである。Perl 6のお話をするのだけど、言語そのものの拡張機能をビルトインするらしい。うは、Lisp的な。しかし、ふつーの利用者は、言語の文法を拡張したいのだろうか?シンタックスをばりばり変更拡張して、俺様言語を作るというのをふつーの利用者は望んでいるのだろうか。 うーむ。よくわからない。むしろ言語設計者の役割は、様々なプログラミング言語のアイデアを絶妙なバランスで取捨選択して、
先日のカーネル読書会はOLS (Ottawa Linux Symposium)の出張報告をいろいろな方にやっていただいたのだが、それぞれ味のあるお話で大変興味深かった。 TOMOYO Linuxは原田さんのプレゼンにあったように2007年2月8日にYLUGカーネル読書会で初めて発表してもらった。そのビデオがGoogle Videoでみれる。 http://video.google.com/videoplay?docid=-5205950078661881140&hl=en 1時間の予定が、後半大変活発な質疑応答があり、1時間14分ころから海外発表はないのかとかの議論がわきおこりOttawaで発表しましょうという話がでる。さらに1時間20分ごろからのはげしいやりとりがあって、原田さんたじたじ。激励なのか叱責なのか。 現場にいたものとしては、愛のある応援として聞いていたのだが、原田さん達には、
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『烏龍の旅(社長blog)』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く