ども、ペスです。 最近僕は現代美術に対して以前とは違う感情を抱くようになってきました。 以前(と言っても、つい1ヶ月程前までですが)は現代美術の展示には学芸員などの 美術に理解のある人の補助が必要だと言っていたし、実際そう思っていたのですが、 それは少し違うような気がしてきたのです。 その考えは最初、キュビズム以後を現代美術と呼ぶのが妥当と言えるのではない だろうか、という発想から始まりました。 キュビズムを現代美術の起源とする場合、それ以前とそれ以後の美術作品には明確な 違いが見られます。 キュビズム以前の美術は理解度の差はあれど誰が見ても“容易に”楽しめるもの だったのに対して、キュビズム以降の美術は人々の理解からどんどん遠ざかっている、 ということです。 古典主義やマニエリスム、浪漫主義、印象派などの巨匠が生み出した人物画や風景画は 万人を魅了し、今もその効力を失っていません。 彼ら