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「ふたつの故宮博物院」書評 中国史を反映する分裂した文物|好書好日
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「ふたつの故宮博物院」書評 中国史を反映する分裂した文物|好書好日
同じ名の世界的博物館が、なぜ北京と台北にあるのか。戦争と政治に引き裂かれた「故宮」の運命をたどり... 同じ名の世界的博物館が、なぜ北京と台北にあるのか。戦争と政治に引き裂かれた「故宮」の運命をたどり、いま密かに進む初めての「日本展」計画に迫る。【「TRC MARC」の商品… ふたつの故宮博物院 [著]野嶋剛 中国には、故宮博物院が二つある。一つは北京、一つは台北に。私はその両方とも九〇年代に訪れたことがある。 台北で清明上河図と翠玉(すいぎょく)白菜を見て大いに興奮した。展示品の多くは通常数カ月ごとに替えることになっており、六十八万点もある収蔵品は一回りするのには数年かかるだろう。計画なしに行って、狙いの名品に出会えることは、奇跡に近い。 一方北京の方は、三回行っていずれも工事中に遭い中に入れず、外観しか見ていない。その建物こそが北京故宮の最たる文物だと言われていることを本書で知り、残念な気持ちが少し癒やされた。 同じ中華文明の文物だけを収蔵、展示するための博物館が、しかも全く同じ名前で、