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「幻滅-外国人社会学者が見た戦後日本70年」書評 「嫌日家」となりつつある心の遍歴|好書好日
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「幻滅-外国人社会学者が見た戦後日本70年」書評 「嫌日家」となりつつある心の遍歴|好書好日
幻滅-外国人社会学者が見た戦後日本70年 [著]ロナルド・ドーア 「親日家」と呼ばれた1925年英... 幻滅-外国人社会学者が見た戦後日本70年 [著]ロナルド・ドーア 「親日家」と呼ばれた1925年英国生まれの社会学者が、「嫌日家」となりつつある心の遍歴を、戦後日本の変化に沿って振り返った。50年に初来日した時、「あまりにも魅力的な異邦人社会」だったので、東京の日常生活を調査した。その後、農地改革や、雇用制度・労使関係の研究を続ける。「幻滅」が始まったのは80年代前半。鈴木善幸首相が、日米関係を「同盟」と呼んだのが転換点だ。米国のビジネス・スクールなどで教育された日本の「洗脳世代」が影響力を増し、日本を作りかえようとしたのが大きな原因だという。価値評価を避ける「学者」から、堂々と自分の判断を述べる「公共的知識人」となった著者の、率直な言葉が刺激的だ。 ◇ 藤原書店・3024円