サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
iPhone 17
bookrium.exblog.jp
昭和63年(1988)に発行された小説新潮五月臨時増刊。編集協力は荒川洋治。ADは平野甲賀。 この雑誌は20か21の時に、金沢の広坂にあった頃のDuckbillで買いました。結構日焼けしていたのだけど、中を見たら森茉莉の「贅沢貧乏」が載っていて、中野翠さんの本によく出てくるのはこれかぁと思い、買ったことを覚えています。 中には、1946年発表の高見順「草のいのちを」に始まり、1980年発表の吉行淳之介「葛飾」まで30作が収録されている。買った当時は、森茉莉と川端康成「夫のしない」と宇野千代「幸福」しか読まなかった。特に理由はない。 最近段ボールから見つけ、短篇をちびちびと読んでいるけど、とてもおもしろい。一粒一粒の力が強いのか。もっと早く読みたかった気もするけど、買った当時では理解できなかったのかもしれない。今読むと好きになる小説ばかりだ。山川方夫の「他人の夏」、有馬頼義「空白の青春」、源
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『bookrium.exblog.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く