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大谷翔平
boonlab.hatenablog.com
(この文章は秋の文フリ用の原稿です。) Kibana 前章(http://boonlab.hatenablog.com/entry/2015/10/26/000958)では、ElasticSearchへの小説データのインポートを行った。 それでは、それらのデータをデータ可視化ツールであるKibanaを用いて可視化していきたい。 まずは、https://www.elastic.co/downloads/kibanaからkibanaをダウンロードし(2015/11時点ではKibana 4.1.2)、展開したディレクトリ内の bin/kibana を実行してみよう。その後、ブラウザでhttp://localhost:5601にアクセスすると以下のような画面が表示される。 ここで、"Index name or pattern"に"dazai-demo"(indexの作成先)と入力して、Create
(以下の文章は秋の文フリの原稿です) はじめに 読書という行為を、時間を抜きにして語ることはできない。例えば20000字程度の短編小説ならば、仮に分速500文字で読書可能だとすると、40分もの時間をわたしたちはそのテキストと向かい合うこととなる。わたしたちは読書を行っているあいだ、細胞の中でDNAを解読するリボソームのように、テキストをシリアルに視野の中に取り込み、脳の中で解釈していく。この際、解釈の方向は定められている。縦書きであれば上から下に。横書きであれば、(大抵の言語は)左から右に読まれるしかない。テキストは、ごく一部の例外を除けば、一方向にしか読まれ得ない。読書は非常に"時間"に似通った、あるいは随伴した現象だと考えられる。 以前発行した同人誌『実用 どんぐりと山猫』では、pythonとd3.jsを用いて小説中のある値の時間変化を可視化した。昨今、可視化ツールとして、プログラミン
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