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西村賢太『二度はゆけぬ町の地図』感想〜『苦役列車』の前日譚となる私小説において「自虐的な道化師」として描かれる貫多の日乗 - 太陽がまぶしかったから
二度はゆけぬ町の地図 本書は、中卒で日雇労働をしながら、酒と女に蕩尽してきた筆者の「私小説」である... 二度はゆけぬ町の地図 本書は、中卒で日雇労働をしながら、酒と女に蕩尽してきた筆者の「私小説」である。西村賢太について、僕としては『苦役列車 (新潮文庫)』の芥川賞受賞が話題として消費されつつあり、作者が甚だ不満だという映画化をされてから知る事になったミーハーな読者のひとりである。 映画は森山未來演じる貫多が風俗から出てくるところから始まる。主人公は19歳で舞台は昭和のバブル前。父親の性犯罪による家庭崩壊を経て中卒の日雇労働者となっている。いかにも薄汚くて、なけなしの金を酒と女につぎ込んで無一文になってしまう典型的なロクデナシである。 それでいてギャンブルもせずに読書が好きで、どうせ家賃を踏み倒すのであればもっと良いところに住んでも関係ないのに月1万円を払わずに追い出される小心者の倫理があるところからキャラクターが浮きあがる。 本書では貫多を主人公とする短篇集として、家賃を踏み倒したり、就労
2015/01/08 リンク