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好きなことばかりやってたら、映画俳優に会えました。
お義父さんには、二度許してもらっている。 一度目は今から十四年も前、僕はまだ二十代前半で、世の中の... お義父さんには、二度許してもらっている。 一度目は今から十四年も前、僕はまだ二十代前半で、世の中の何も見えていなくて、本気を出せば何だってできると信じていた(けど何もしないような)、どうしようもない馬鹿だった。 「娘さんと一緒になることはできません」と僕は言った。 今日のようによく晴れた晩春の午後だった。 お義父さんは、床に額をすりつけたままの僕の肩にそっと触れた。 「わかったから、頭をあげなさい」 何発か殴られても仕方がないな、と覚悟していた僕は、肩をこわばらせたまま、おそるおそる顔をあげた。 お義父さんの眼は笑ってはいなかったけど、怒っているようでもなかった。 「君たちのしたことは、褒められるようなことではないけれど、君は、自分の信じた道をいきなさい」 それを聞いたとたんに僕の瞳から涙がぶわっとあふれた。けどきっと、泣きたかったのはお義父さんのほうだったにちがいない。 二度目はそれから
2014/04/25 リンク