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大谷翔平
column-usukuti.hatenadiary.jp
<「鹿おどし」が気だるさを感じさせる>という、何とも印象的な文句から始まる山崎正和さんの『水の東西』という文章。 多くの高校で1番初めの国語の授業で扱われます。 毎年テスト前になると生徒さんから「結局何が言いたいの?」とよく聞かれるので(笑)、僕なりの『水の東西』の楽しみ方をまとめてみたいと思います。 この文章を何よりも端的にまとめたものが見たいのであれば、2007年のセンター本試験で出題された、『日本の庭について』という文章の冒頭をみて欲しいと思います。 確か<日本の庭は時間とともに変化し、変化することが生命なのだ>みたいに書かれていました。 初めて見たとき、「山崎さんが30文字で片付けられている!」と笑いそうになりました。 『水の東西』の中に書かれる日本の庭について聞かれたら、とりあえずこの文章を言っておけば「コイツは分かってる」と思われるように思います(笑) とはいえ、端的にまとまっ
ここ数日ずっとギターの練習と、ジャグリングの練習に打ち込んでいました(笑)ようやく布袋寅泰さんのNOCTURNE No.9と山崎まさよしさんのOne more time,one more chanceが形になってきたところ。ジャグリングの方はまだ5個の玉を回すのは上手く行かないかなといった具合です。 僕の今年の目標は「器用貧乏になる」こと。それで、年明けからとにかく色々なことに手を出しています。器用貧乏というのは別にウケを狙って立てたわけではなく、結果が出るまでの努力を数値化したいという意図で立てた目標です。何か新しいことを始める際、一生懸命頑張っているのに全く成果が出ない期間が続きます。だいたいそこで多くの人が挫折します。で、成果が出ない期間に心が折れることなく続けた人が成果を出す。これってどんなジャンルにおいても言えることだと思うんです。どれくらいの時間を投資したら初めの成果が出るのか
僕はライフワークの一つで、おもしろ人間の研究をしています(笑)面白い人をみたとき、その魅力の源泉は何なのかを考えていくのですが、最近サンプル数も増えて、自分の中で一つの仮説ができたので備忘録としてまとめたいと思います。 僕は、あらゆる人間が所属環境と所属属性を持っていると考えています。所属環境とは、ある人間がどのような環境に置かれているか、つまりどのようなコミュニティに属していて、どういう人たちとの繋がりの中で生きているかです。仕事の業界や、よく遊ぶ仲間たちがこれに該当します。塾で教えている僕にとって、1番強い所属属性は教育現場ということになります。次に所属属性ですが、これはその人の考え方や振る舞い方に影響を与えているものが何なのかということを指します。教育現場に身を置いていたら、その人の考え方はおのずと教育然としてくるでしょうし、法律関係の仕事をしている人ならば法律のロジックで物事を考え
問.次の①〜⑤の比喩表現と、使ったお笑い芸人の正しい組み合わせを選んで下さい。①「ホンマ驚きましたよ。夕飯の海老フライもみんなこっち向きましたもん。」②「こんなことゆーて、コイツ心ん中ピョンヤンみたいな男やぞ!」③「あれっ?なんかおれ地雷をスキップして踏んじゃった感じ?」④「お前、よくそんなギャグ出せたな。陶芸家やったら割ってるヤツやで」⑤「オマエ川魚と海魚が結婚することだってあり得るんやぞ!」 ア 明石家さんまイ 島田紳助 ウ 山里亮太(南海キャンディーズ)エ 後藤輝彦(フットボールアワー)オ 松本人志 ====================================これ、クイズみたいに書いて見たのですが、結構どれか誰の突っ込みが創造つくんじゃないでしょうか(笑)僕は国語を教えているためか、無意識に上手いなと思う比喩表現を聞くと頭に残してしまいます。 タイプの違う例えをする芸人さ
なぜかこの人と話していると落ち着く。 この人は私のことを分かってくれる。 ときどき、一緒に話しているとこういう気持ちにさせてくれる人に出会います。 会話術の本やコミュニケーションの指南本みたいなものを見ると、「相手の言葉を繰り返す」とか、「あいづちをしっかりと打つ」だとかいった、「具体的」なスキルが並びますが、実際のところの話が上手い人は、もっと根っこの部分の姿勢が違うように想います。 「相手の言葉を繰り返す」や「あいづちを打つ」は、基本姿勢から結果的に生まれる手段です。 そのため、いくら具体的なスキルを身につけても、話し上手にはなれないように思います。 じゃあどうやれば一緒にいると落ち着くと想われる人になれるのでしょうか。 僕の周りにいるこうした一緒にいて落ち着く人たちを分析してざっくりまとめたものを紹介したいと思います。 一緒にいると楽しい人、一緒にいると相手を落ち着かせてくれる人を僕
読書感想文くらいの長さの文章はブロガーが1番得意 夏休みがやってきました。 そろそろミンミンミンミンと、エコをガン無視してセミたちがエネルギー全開で鳴き始める季節です。 子供たちにとって夏休みの3大イベントといえば祭りに花火、そして読書感想文です! TwitterやLINEでのつぶやき(およそ10〜50字)が普段書く文章の当たり前の長さになっている世代の子達にとって、1500字〜2500字の文章だなんて、殺人的な長さです(笑) それ以前にやったことがないからそもそもてもつけられないのではないでしょうか。 因みに僕のブログの文字数が、平均1500〜2000字くらい。 それを毎日(書こうと思って実際には月に20日エントリくらい)書いているのでだいたい月に3万〜4万字くらいの文字数を書いていることになります。 普通の人と比べれば文章を多く書いていると思います。 そして何より読書感想文くらいの文字
すんません、この前書いた進撃の巨人のやつが評判良かったので、味をしめてまたアニメ考察してみます(笑) 注)いろんな人のアイデアをパクってきて、その上に好き勝手解釈つけてるだけなので、あくまで一個人の意見としてお読み下さい。 今回は魔法少女まどか☆マギカです。 昔一度、暁美ほむらっていう登場人物の衣装が灰色であるという事に触れてエントリを書いたことがあったのですが、もうちょっと掘り下げたい事がいくつかあったので、もう一度取り上げることにしました。 僕が思ったことを並べていきます。 1.登場人物で大人が極端に少ない これ、全編通して僕の中ですごい違和感だったんです。 覚えている限り、主要な登場人物として出てきた大人って、まどかの両親と担任の先生くらいなんですよね。 これって、他のあらゆるアニメと比較しても極端に少ない気がします。 これ多分、意図的に大人出さないようにしてるんですよね、きっと。
百人一首と聞くと、どうしてもつまらないものというイメージが先行してしまいます。その最大の理由は、中高時代に無理やり覚えさせられたからだと思うんですよね。意味をそっちのけで、とにかく暗記しなくちゃいけないから、面白くないし、苦痛にしか感じない。また、訳を渡されても結局そこには字面通りの訳しかないため、目を通してみても面白くもなんともない。本当なら、そこに込められた作者がそれを詠んだ時の気持ちや、時代背景、その場面の説明があって始めて理解ができるものであるはずです。それをバックグラウンドも、ときに直訳すらもぶった切って上の句と下の句なんて覚えさせたら、そりゃ興味を持たないのも最もです(笑)個人的には百人一首の中にいくつも好きなものが存在します。自分なりの解釈ですが、僕のお気に入りを幾つか紹介させて下さい。*あくまで「個人的な」解釈です。 3首 あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の長々し夜を ひと
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