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大谷翔平
craft89.blog105.fc2.com
劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~ ©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会 「劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~」を視聴。映画は、秀一が久美子に告白する場面から始まります。けしてムードのある状況ではなく、言い方もロマンチックとは程遠い不格好なもの――そしてこの「不格好」というのが、本作では全体から感じられたように思います。 低音パートの新入生は、いずれも分かりやすい外見的特徴を備えています。背が随分高かったり、甘えんぼ袖であったり、女性的にも思える美少年であったり……それはアニメキャラクターが一目で分かる記号性を備えていなければならないから、という理由だけではおそらくありません。それらの要素は個性であり、同時に平均から逸脱した「不格好さ」でもあるからです。不格好であるからこそ、彼らは個人たり得ている。この事は新入生に限らず、久美子達上級生にも波及しています。だ
リズと青い鳥 ©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会 映画「リズと青い鳥」を視聴。あらすじではみぞれがリズ、希美が青い鳥に重ねられており、その逆転がクライマックスの1つとなっているわけですが――そのシーンにおいては、2人は自分と相手がどちらなのかを語る台詞は後半がバッサリと切られています。映像は「希美がリズ、みぞれが青い鳥」とは語っていません。観終わって僕は、2人が2人ともリズであり青い鳥でもあるのではないかな、と感じました。 本作は2人が学校に入る場面に始まり、学校を出て終わります。またプールやあがた祭りに行くことはあってもその場面は描かれず、彼女達はプールの写真以外で制服を脱ぐことはない。世界の全てが学校にあり、学校は2人にとっての「鳥かご」です。青い鳥が自らリズの元を離れようとしないのと同じ、甘い鳥かご。しかし鳥かごが学校であるなら当然、生徒はいずれそこを出ていかなくてはいけません
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