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ディーター・ラーザー独占インタビュー!『ムカデ人間3』絶賛公開中!My Interview with Dieter Laser! 『ムカデ人間3 (2015)』に出演しているディーター・ラーザーさんのインタビューです。ディーターさんが自身の演技哲学について語っています。読もう読もう。My interview with Dieter Laser. English/Japanese bilingual. トランスフォーマーさんのご厚意で、尊敬するディーターさんにインタビューをすることができました。この記事は英語/日本語併記でお伝えします。 ディーター・ラーザーさん! Dieter! Thank you so much for giving us your great answers and spending your time for us! THC3 is right now hitting
ローレンス・R・ハーヴェイ独占インタビュー!『ムカデ人間3』絶賛公開中!My Interview with Laurence R. Harvey! 『ムカデ人間3 (2015)』に出演しているローレンス・R・ハーヴィーさんのインタビューです。おもしろいよ。マーティンの話や次回作の話もあります。My interview with Laurence R. Harvey. English/Japanese bilingual. トランスフォーマーさんのご厚意で、大好きなローレンスさんにインタビューをすることができました。この記事は英語/日本語併記でお伝えします。 ローレンス・R・ハーヴィーさん! Laurence! Thank you so much for giving us your great answers and spending your time for us! THC3 is r
ここはアメリカ。砂漠の刑務所。 刑務所所長のビル・ボス(ディーター・ラーザー)は、真の暴君であり、独裁者であり、差別者であり、加虐愛好者であり、ミソジニストであり、カニバリストであり、レイパーであり、熱烈な愛国者であり、そして、唯一の『神』である。 彼は刑務所の隅から隅まで目を光らせ、嘲笑し、圧倒し、陵辱する。囚人や刑務所で働く者たちは、すべてがビル・ボスの奴隷であり、玩具である。玩具は神に逆らえない。 ビル・ボスの司令塔は男根である。彼は目にするものすべてを憎む。唾を吐きかけ、切り刻み、己の男根で切り裂こうとする。溢れ出るカリギュラの精子は、ビル・ボスにとって地球的な情熱であり、生命力である。 逆らう囚人は暴力で屈服させ、それでも逆らう者(ロバート・ラサード)には、自ら手を下して去勢手術を行う。問答無用でキンタマ袋をナイフでズリズリ、グニューと引っ張れば、いい具合に睾丸を取り出せる。新鮮
ここはどっかの森の一軒家。 孤独女(アンナ・イシダ)の恬淡とした生活が描かれる。朝起きて、目玉焼きとパンを食い、買い物にいく。 買い物にいくといっても、ドアを開けて出かけたら、次の瞬間には家に戻っている。本人が「買い物にいった」気になっているだけである。 その後は家の中を掃除したり、オルゴールを鳴らしたりする。同じことが何度も繰り返される。買い物メモに毎回「お花」を書くところや、その他隅々まで毎回同じである。 これを見物していると「誰もいない森で木が倒れた音は音といえるのか」の逸話が思い出されてくる。こんな女は生きているといえるのだろうか。 答え → 生きてない。この娘はオバケだから。 あるとき、家のどこからか、知らないオバちゃんの声が聞こえて「エミリーさん。聞こえますか。あなたは死んだのですよ」といわれて、オバケですか、とオバケは驚いた。「わたしは霊媒師のシルヴィアです」といわれて、ます
『チャイルド・プレイ/チャッキーの種 (2004)』のその後のお話。 ここはどっかの森のお屋敷。 足が不自由で車イス生活をしている美人娘のニカさん(フィオナ・ドゥーリフ)と、彼女の母親(シャンタル・ケネル)が静かに暮らす家に、母宛の荷物が届いた。差出人は不明。中を開けてみたら、チャッキーが出てきた。いったい誰が?! こんなものを注文した覚えはないから、母娘はへんに思う。したら、その夜、母親が不審死をした。 翌日。 母の急死を悲しむニカさんの元に、姉(ダニエル・ビスッティ)とその家族がやってくる。姉の夫(ブレナン・エリオット)。姉夫婦の娘は幼い少女(サマー・H・ハウエル)。夫婦が雇った子守りバイト娘(メイトランド・マコーネル)。そして、神父様(A・マルティネス)も。 集まったみなさんはニカさんを慰め、故人の思い出を語りつつ、これからニカさんはひとりぼっちでどうするのか、車イス生活の彼女が大き
twitterでうだうだしていたら、Jayson Kennedy (@ghoulbasement) というひとと知り合って、彼はVHSコレクターで、中でも古いホラー映画の日本版VHSばかりを集めているという珍妙な趣味のガイジンさんで、このスジでは有名人なので、私が紹介するまでもないんだが、彼を知って以来、感動しちゃったもんで、彼のお許しを得てこのエントリを書いています。 世の中、VHSコレクターは多いが、日本の字幕は無用にも関わらず、わざわざ手間をかけて日本版VHSを収集するガイジンさんっていうのが珍しいからびっくりした。twitterで彼と日本人のコレクターのみなさん(@yu131、@LucioFulci74、@OxygnDstryr、他にもたくさん)の会話を見ていると、スゲー楽しそう。 ジェイソンさんのお宝! 私はみなさんほど根性がないのでVHSコレクターではないが、でもあの時代は懐か
6月1日。私は『マニアック』を封切り日に観た。そして、この映画においては、観客に告知することなく、ボカシ修正が施されていることを知り、翌日、エントリをアプした↓ マニアックのボカシについて私は「検閲は是か非か」という話を始めるつもりはなく「修正したのなら、その事実/理由/経緯を観客に明示してほしい」という一点のみを主張したかった。検閲に賛成する人も反対する人もそこに異論はないだろうから、そのように主張した方が、みんながひとつになれていいだろうと思ったから。 私は上の記事を書きながら、海外向けの英文記事も書こうと思いついた。んで、Usagiの協力を得て、3日後にアプした↓ On EIRIN's Terrible Censorship of Franck Khalfoun's "Maniac"この英文記事を書いた経緯/理由/内容などはこちらにある↓ マニアックのアレの英文記事に関してそして次の
They really did not do this great film the justice it deserves. Here's a Japanese Poster of "Maniac" Franck Khalfoun's "Maniac" (2013) was released in Japan on June 1st. I went to the theater on opening day with much expectation. Yeah, the film was awesome but this is not what I want to talk about. In the opening scene, a girl is chased by the killer (Elijah Wood) and killed by him at her apartmen
昨日のTW↓ マニアック、観た。映画は最高にいいんだが、肝心の頭皮ハギハギウギャーのシーンにぼかしが入っていましたよ。わざわざ足を運んでアホくさいものを観てしまった。あー。 — tinker (@horrorshox) June 1, 2013私は映画館で問題のシーンを観てこう思った↓ 「カルフン&アジャでこれはないだろ!なにかへんだ!」 しかし、単なる印象だけで「ボカシだ!」と主張するのは自殺行為である。twitterてのはバカ発見機だそうなので、私自身が『発見される』可能性もある。んで、家に帰って、いろいろと調べて、やっぱりそうだなと思ったから、上のTWをポストしたのであります。 その後、1日経ったが、公式さんからはなにもいってこない。ゆえにやはり確定であろう。もし間違いなら、封切り日にそんないちゃもんをつけられて黙っているわけがないよね。 日本の配給会社が『マニアック』という映画に入
twitterを始めて1ヶ月が経過した。けっこうおもしろいですね。みなさん、相手にしてくれてありがとう。 さて、世の中には、短くて鋭い返しでバサッと相手を黙らせることに長けた人間がいるが、私はそういう能力がじつにない。仕事の打ち合わせで一方的にベラベラやられて「なんかちがうんだよなあ」と歯がみしつつ、しかし、うまく言い返すことができず、家に帰って、寝る前に「こういえばよかった!」と思いつくことがしょっちゅうある。 思いつかないよりはましだが、こういうものは、その場でバシッといわないと意味がない。次の日に相手に電話をして「あのなー」といってみても、自分が馬鹿みたいに思えてくるからそういうことはやらない。要は、その場で、その瞬間に、パッと切り返さないとだめなのである。 twitterというのはそういう能力に長けた人間にものすごく有利なツールなのだろうと私は思っていた。ゆえに、これを長いあいだや
ここは南米チリのサンチャゴ。 イーライ・ロス演じるアンちゃんは、おきらくアメリカ人観光客。首からカメラを吊るし、定番観光コースを満喫中。この男はみんなに『グリンゴ(Gringo)』と呼ばれており、役名もGringoである(ははは)。 ご存知の方が多いと思うが、いちおう説明しとくと『Gringo』てのは、スペイン語圏でアメリカ人をコバカにするワードであるが(アメちゃん、みたいな)、本人もそれでオッケーみたいだから、本記事では彼を『グリンゴさん』と書きます。 グリンゴさんを案内するのは地元のチリ人男のコンビで、ポヨ(ニコラス・マルティネス)と、アリエル(アリエル・レヴィ)という。ポヨはタコ焼き屋のオヤジみたいな男だが、じつは、これが成金の息子で、いろんなところに顔が利くから、案内役としては便利な男です。 んで、アリエルてのは、ポヨの親友で、別れた恋人が忘れられず、しょっちゅうスマートフォンをい
ゾンビ妻にカミカミされてゾンビになっちまった男が、自分の赤ちゃんを守るため、自分が正気であるうちに、赤ちゃんを安全圏に運び出そうとジタバタします。 台詞は最初のへんの「Goodbye mummy.」だけで、お話は単純なので、英語が苦手なひともオッケーです。みてみて↓ パパが人間の死体を拾って袋に入れて持って歩くという場面がありますが、あれは、1) 狂ってゾンビになっちまっても赤ちゃんを食わないよう、2) 自分の目の前にぶらさげておけばゾンビになっても歩き続けるだろう、という淡い期待を込めてそのようにした、という意味なんですよね。たぶん。 この短編映画はio9さんに載ってた↓ io9 - A zombie-bitten father tries to save his infant daughter in this bittersweet short film監督はBen HowlingとY
すばらしいトレイラー! みてみて! これはいったいなんだ!と思ったら、『The Last Circus (2010)』(邦題『気狂いピエロの決闘』)のアレックス・デ・ラ・イグレシア監督の新作でした。原題『Las brujas de Zugarramurdi』というんだが、英語圏では『Witching and Bitching』と紹介されている。IMDbではまだpost-productionですが、キャストなど詳しくはこちら↓ IMDb - Las brujas de Zugarramurdi (Witching and Bitching) (2013)私、トレイラーを見たら、てっきり「天国のイエス様がこの世を破壊しにくる映画だ!」と思っちゃったんだが、そうじゃなかった。あらすじを読むと↓ FilmoFilia - First Trailer For Horror-Comedy WITCHI
海からやってきた寄生虫感染パニックを全編ドキュメンタリタッチで描くホラー映画。ケサー・ドナヒュー、クリステン・コノリー、クリストファー・デナム。監督バリー・レヴィンソン。2012年。 2009年6月4日。メリーランド州のチェサピーク湾に位置する小さな町で事件は起きた。 海の中で突然変異の寄生虫が大量発生。魚の死骸がプカプカ。人間にも感染。体にブツブツができて、病院に担ぎ込まれる人たちが続出する。症状が進行すると、体の中から寄生虫(シャコみたいなの)がウジャーと出てきて、人間は中から食い荒らされる。うへー。きもちわりー。 映画は、事件の生存者、ドナ・トンプソン(ケサー・ドナヒュー)なる女性の視点で進行する。当時、大学生だった彼女は、ご当地のお祭りを取材する目的で、カメラクルーと共にやってきたのだが、急きょ予定変更、決死の現場リポーターになった。 当初、彼女は猟奇的な殺人事件だと思っていた。ア
ドアノブがチンコに変わってびっくりするホラー映画。『ファンタズム』のドン・コスカレリ監督の久々の新作。チェイス・ウィリアムソン、ロブ・メイズ。2012年。 デヴィッド・ウォン(チェイス・ウィリアムソン)。通称デイヴなる男が、ひとりで中華レストランにやってくる。他のテーブルに運ばれるチャーハンを見たら、彼には米粒の数がわかる。その米の生産者がわかる。でもこの男は超能力者ではない。 彼はみため白人男性なんだが、なぜ姓が『ウォン』であるかというと、自ら進んで改名をしたからである。彼はわけあって潜伏活動中なので、世界で一番使われている姓に変えたという話であるが(中国は人口が多い)、白人顔で『ウォン』なんて名乗っていたら、かえって目立つと思うが、これは映画の原作者デヴィッド・ウォンのシャレなのだろう。と思ったが、私は原作を読んでないので、正確には知らない。 やがて、密会相手が姿を見せる。相手はアーニ
『ファーザーズ・デイ 野獣のはらわた (2011)』のAstron-6が放つ第2弾は、サイボーグ男が地獄のナチス軍団と闘うウルトラ低予算お笑いSFホラー映画。マイケル・ベイよりおもしろい(当ブログ比)。マシュー・ケネディ、アダム・ブルックス、コナー・スウィーニー、メレディス・スウィーニー。監督スティーヴン・コスタンスキ。2011年。 近未来。 地獄の軍団が地上にウジャーと出てきて、人類と戦争状態になる。結果、人間はこてんぱんにヤラレちまって、この世は地獄の天下になる。地獄軍団を率いるのは、ナチス風の悪の親玉ヴァンパイア、カウント・ドラキュロン(アダム・ブルックス)。こえー。 数年後。 死んだはずの男(マシュー・ケネディ)が箱の中で目を覚ます。戦争時代、彼は兵士として命の限り闘ったのであるが、力及ばず、目の前で兄をドラキュロンにブッ殺され、自らも戦死した。のはずだったが、どこかの誰かが彼の死
近未来。 セレブなスターと、彼らに憧れるファンの関係は、ものすごいレベルに達しています。 セレブが病気に罹ると、ファンは専門クリニックにいって、セレブの肉体から採取されたウィルスを注射してもらって、グヘヘと喜ぶ。彼らはウィルスを通じて憧れの対象と同化し、苦しみを共有することにより、満足を得るのである。なんという変態ファンであるか。と呆れてしまうが、まるでプチ整形をやるような調子で、コアなファンはこの行為に熱中している。 ルーカス・クリニックは業界1位の人気クリニック。同社を経営するドリアン・ルーカス(ニコラス・キャンベル)は人気セレブたちと独占契約することにより、他では手に入らないウィルスを提供している。『The Lucas Clinic for the true connoisseur』という広告文句は伊達ではない。 中でも一番の人気はハンナ・ガイスト(サラ・ガドン)なる美女セレブ。彼女
クエンティン・タランティーノ、プレゼンツ!熱烈カンフーファンのRZAが、カンフー愛を賭けて監督主演したスプラッター満載アクション映画。ラッセル・クロウ、ルーシー・リュー、リック・ユーン。イーライ・ロスは共同脚本&制作。2012年。 ここは中国のジャングル村。 村の風景は活気があるが、このあたりでは複数の親分衆が一家を構え、しょっちゅう殺し合いをやってるので、なにかある度に、村の衆はヒャーと逃げ回る。 そんなさなか、侠義のある立派な親分として知られるライオン組のゴールデンライオン親分(チェン・カンタイ)が政府のえらいさんに大きな仕事を頼まれる。「皇帝の金塊を運ぶから、その護衛をやれ」という話であった。 親分は「まかせておくんなせえ」と引き受けたが、自分の子分であるシルバーライオン(バイロン・マン)に裏切られ、ブッ殺されてしまう。シルバーライオンは跡目を継ぎ、ライオン組の親分になった。片腕ブロ
昨日公開された画像↓ こちらは去年公開されたヤツ↓ 『Green Inferno』はこんなお話↓ The film follows a group of student activists who from New York City travel to the Amazon to protect a dying tribe, but crash in the jungle and are taken hostage by the very natives they saved. ShockTillYouDrop - Updated: The First Photo from Eli Roth's The Green InfernoNYの学生活動家の連中が絶滅する種族を救うため、アマゾンにきたらば、ジャングルに飛行機が墜落。カニバル種族にとっつかまる。ウギャー! くくく。ものすごく観たい。
劇場を守る女性がスナッフをやりだす話。サンフランシスコの夜に君臨するドラッグクイーン『Peaches Christ』のホラー愛 + 劇場愛を見よ。ナターシャ・リオン、トーマス・デッカー、ノア・セガン、ジャック・ドナー。監督ジョシュア・グラネル(Peaches Christの監督名)。2010年。 ここはサンフランシスコ。 デボラさん(正確には『デブォオオォラ』と発音せねばならない)(ナターシャ・リオン)は、父から譲り受けた劇場『ヴィクトリア・シアター』を頑固に守り続けている。昼間は図書館で働き、夜になると劇場を開いて、ネオンを点す。自ら売店に立ち、ホラー好きな観客を迎える日々。 彼女の亡き父は劇場を深く愛し、娘が女優になる日を夢見ていたが、残念ながら、彼女にはそのような資質はなかった。少女時代、オズの魔法使いのドロシー役という大役をもらったが、あまりの緊張ゆえ、オシッコをジョバー。マイクの
『ホラー・シネマ・パラダイス (2010)』のオープニング・クレジットでは、多数のカルト・クラシックなホラー映画のポスターがパロディ風に使われています。これがなかなか楽しい。 ただいま『ホラー・シネマ・パラダイス (2010)』のレビューを書いているのですが、毎度ながら、うだうだ書いていたら超ロングになっちまってまだ少しかかりそうです。その中で、オープニング・クレジットのネタがおもしろいからまとめていたんだけど、これを別エントリにして、先にアプすることにしました。映画の詳しい内容は追ってアプする予定です。 「オープニング・クレジットで出てくるポスターが」といっても、映画を観てないひとにはなんのことやらわからないかもしれません。えぇとですね、最初のクレジットのところで、ヴィンテージなホラー映画のポスターがズラズラーとコラージュ風に出てくるのです。それがチョロッとパロディになっているの。俳優さ
勉強熱心な医大の女子大生がアングラ変態世界に足を踏み入れたら、そっちになじんじゃったよという話。キャサリン・イザベル、アントニオ・クーポ、トリスタン・リスク。監督Twisted Twins(ジェン・ソスカ、シルヴィア・ソスカ)。2012年。 メアリー・メイソン(キャサリン・イザベル)はカワイコちゃんの貧乏医大生。外科医になるのが夢。 貧困にあえぐ彼女は支払いに困り、不本意ながら、ストリップバーの求人に応募する。バーの経営者、ビリー(アントニオ・クーポ)という男に会う。 おっかなびっくりの面接をやっていたらば、血塗れの重傷者が担ぎ込まれ、急きょ予定変更となり、ストリップでなくモグリ医者仕事を頼まれる。いうとおりにやったら5000ドルをもらえてびっくり。 じつに幸運な話だが、平凡な女子大生には刺激が強過ぎたようであり、金を得た喜びよりもおそろしさの方が大きく、家に帰ると泣きながらシャワーを浴び
ここはモスクワ。 ミーシャさん(エド・ストッパード)は超売れっ子の広告マーケティングディレクター。西側ブランドの製品/サービスをロシア市場に売り込むための戦略立案プロである。 学生時代、激動のソ連崩壊を目撃した彼は、いちはやく広告マーケティングの重要性を見抜き、独立起業していまに至るのであるが、彼が現在の地位を築いたのは、アメリカ人広告代理店業ビジネスマン、ボブ・ギボンズ(ジェフリー・タンバー)との出会いによるところが大きい。 その昔、資金難に陥ったところでボブと出会い、潤沢な支援を得て以来、いけいけどんどんで大きくなった。ミーシャさんの父親はイギリス人移民のコミュニストだったから、英語が堪能だったというのも大きな理由である。 という次第であるが、彼はボブさんにさほど恩義を感じている様子でない。なぜなら、彼はボブという男をアメリカ側のスパイだと思っているからである。ボブとミーシャの取り決め
変人娘がどえらいことをやらかすホラー映画。というか、ジャンルにあてはまらない不思議なお笑い映画。アナリン・マコード、トレイシー・ローズ、アリエル・ウィンター。監督リチャード・ベイツ・ジュニア。2012年。 女子高生のポーリーンさん(アナリン・マコード)は変人娘である。 ガリガリ体型。顔にはブツブツ。いつもムス顔。愛想ゼロ。可愛げゼロ。これが『90210』のレギュラー女優とは到底信じられないブス女である。 見ためがブスであるばかりでなく、その根性も針金のようにねじくれ曲がっている。常に世の中をセセラ笑う彼女にとって、自分に向けられる嘲笑罵倒説教などは聞く価値のないたわごとであり、誰になにをいわれようが、その心は1ミリも動じない。 面と向かって悪口をいわれたら、素晴らしいタイミングで皮肉の弾丸を撃ち返す。相手の心にグサッ。うぐぅ、と言葉を失う相手の顔にニタ笑いを浴びせて勝利を宣言する。コメディ
『レザボア・ドッグス』『パルプ・フィクション』『ジャッキー・ブラウン』他、クエンティン・タランティーノ8作品をパックしたBlu-Rayが2012年11月20日発売予定。これはほしい! amazon.com - Tarantino XX 8-Film Collection [Blu-ray] 収録作品以下の8作品であります。『トゥルー・ロマンス (1993)』だけは脚本タランティーノ、監督トニー・スコット。これ以外はすべて監督脚本タランティーノ。 レザボア・ドッグス (1992)トゥルー・ロマンス (1993)パルプ・フィクション (1994)ジャッキー・ブラウン (1997)キル・ビル Vol.1 (2003)キル・ビル Vol.2 (2004)デス・プルーフ in グラインドハウス (2007)イングロリアス・バスターズ (2009)すばらしいトレイラー preorderで89.98ドル
『蝿男の恐怖』『ザ・フライ』とはガラリと趣向の異なるハエ変身SF映画がインドからやってきましたよ。 トレイラーを見たら、とってもおもしろそう。『ラブコメ + ハエハエ』みたいなかんじでしょうか。お話はありきたりですが、ネーチャンはきれいだし、お約束のインドダンスもあるし、これはいいですなあ。見たいなあ。 あとから追記。その後、観ました。レビューはこちら↓ マッキー (2012) IMDb - Plot Summaryより引用↓ Sudeep is a high profile industrialist who gets whatever he wants and he has a special eye for beautiful women. To get them, he will not hesitate to do anything. That desire gets trigg
ラブクラフト原作『宇宙からの色(The Colour Out of Space)』を題材にした、文藝タッチのゴシックホラー映画。ドイツ。監督Huan Vu。2010年。 1975年。マサチューセッツ州、アーカム。 ジョナサン・デイヴィス(インゴ・ヘイズ)の父親(パトリック・ピアース)は失踪した。ジョナサンは手を尽くして探し回り、父はドイツにいったらしいと知る。彼の父は第二次世界大戦において軍医として従軍し、ドイツにいったことがあるんだが、いまさらどうしてそこに行く必要があったのか。謎である。彼も父を追ってドイツに旅立った。 ジョナサンは小さな村にたどり着き、アーミン(ミカエル・カルシュ)という男に出会って父の手がかりを得る。農夫であるアーミンさんは、終戦直後、ジョナサンの父(若い方はラルフ・リヒテンベルク)と出会い、彼といっしょに世にも不思議な現象を目撃したそうな。それは父にとって生涯忘れ
血塗れペド変態グロ狂気拷問ゴアゴア凄惨ゲスなスナッフ主題のホラー映画。セルビアからキチガイ誕生。監督&主演スルジャン・スパソイエビチ(Srdjan Spasojevic)。2010年。 ミロスさん(スルジャン・スパソイエビチは監督でもある)は元AV男優。現役時代には、幾多の美女をヒィヒィ泣かせた伝説のスターだったが、いまは平凡な家庭人である。美人妻と幼い息子を愛する彼は、おきらくに引退人生をやっていたところ、昔なじみの女優さん(Katarina Zutic)から不意に呼び出され、俳優仕事をやらないかと誘われた。 彼女がいうには、外国市場向けの大予算のポルノ企画があって、ソレに出演すれば、息子の代まで安泰に暮らせるほどのギャラがもらえるそうな。という話は怪しさ満点なんだが、引退して収入のない彼はこわごわ興味を持つ。高級車のお迎えがきてどっかの邸宅に連れていかれたら、謎の金持ち男が登場。アンダ
キチガイ娘がキチガイパパといっしょに、男前アンちゃんを拉致監禁拷問するホラー映画。残虐痛痛痛痛痛痛痛痛。狂気の父娘愛を楽しもう!ゼイヴィア・サミュエル、ロビン・マクリーヴィ、ジョン・ブランプトン。監督ショーン・バーン。2009年。 ここはどっかの田舎町。 男前アンちゃん高校生のブレント(ゼイヴィア・サミュエル)がパパと楽しくドライブしてたら、血塗れグロ男がいきなり出てくるもんで、どーんと事故を起こす。彼は助かったが、パパは死んでしまった。あー。 以来、彼は悩める高校生となり、同居するママ(スージー・ダクハーティー)の陰気顔を見ると底知れぬ噴怒に囚われてしまうのであり、垂直崖登りをやって死にかけてみたり、陰気顔でセックスしてみたりという暗い日々を送っているのであるが、ぼちぼち卒業の季節で、卒業といえばプロムである。 彼は恋人女(ヴィクトリア・セイン)とダンスに行くつもりで、そのように考えてい
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