「かぐや姫の物語」 追記 - 挑戦者ストロング

「かぐや姫の物語」を自分は大いに気に入ったものの、友人や世間の反応は案外そうでもなく、平均的には「いいんだけどそれほど好きでもない」といったところだろうか。あの水彩画・スケッチ的なビジュアルに関しても、ああいうアニメを作るのは大変なのかもしれんけど、それが特に嬉しいかといえばそうでもないという反応。まーデジタル技術を駆使してアナログ風ルックを獲得するというのは一種の酔狂で、マイケル・チミノが巨額の予算を投じてわざわざ貧乏臭い風景を完全再現した「天国の門」にも似た壮大なる愚挙なのかもしれない。高畑監督にとってはセルアニメのシステムは絵を動かすための妥協の方便だったのかもしれないが、こちとらガキの頃からのセルアニメ育ち。背景から浮き出した、クリアな描線でパキパキに塗り分けられた美麗なキャラクターこそがアニメにおけるゴージャスであると見做す文化的コードが脳髄に染みこんでいるのも事実である。 「か

[aomeyuki]

”好きな映画でも愛せる映画でも暖かい映画でもないが、凄い映画だった” 映画（創作物）をたくさん消費する人ほどそう感じる部分を上手く表現してるなあ。それと捨丸兄ちゃんのボコられるシーンは音の演出も絶妙。

[Fuetaro]

自分が今まで言語化出来なかったモヤモヤした感想と近い感じだな。「かぐや姫～」はいいとか面白いの前に凄いだった。

[honehonerock]

“好きな映画でも愛せる映画でも暖かい映画でもないが、凄い映画だった” 確かにこれ以上しっくりくる感想は無いな。

[maturi]

そんな彼の特性が最良の形で発揮された作品だ。好きな映画でも愛せる映画でも暖かい映画でもないが、凄い映画だったと思うよ。

[sikii_j]

はよみにいかねばのう

[andre1977]

”好きな映画でも愛せる映画でも暖かい映画でもないが、凄い映画だった”

[yarukimedesu]

ええこと書かはる。

[motorunder]

あーもう、ネットに投稿されるレビューのおかげで「かぐや姫の物語」は何としても見に行かなきゃならなくなったではないか。しょうがない、ついでに「風立ちぬ」も見てやるか（ところで「叛逆」は3回見ました）。

[soylent_green]

#かぐや姫の物語

[gnt]

はい。/本体評、および夢と狂気の王国評含めて感想ポイントほぼ同じ。

[moniharu13]

まさにそうだ。良いとか悪いとか超越して、凄い。

[kei_mi]

“原典ではミカドと和歌のやりとりとかして教養あるのに、映画の姫はおよそ都の文化に興味を示さない自然児。それを礼賛する高畑勲がごっつい性格悪い超インテリという倒錯”

[habuakihiro]

いやもうほんとその通り。＞好きな映画でも愛せる映画でも暖かい映画でもないが、凄い映画だったと思う

[minesweeper96]

良い

[ono_matope]

"好きな映画でも愛せる映画でも暖かい映画でもないが、凄い映画だったと思うよ。" そうそう。

[msrkb]

「好きな映画でも愛せる映画でも暖かい映画でもないが、凄い映画だったと思うよ」これにつきるなー。

[atoz]

「パブリック・イメージとは裏腹に、高畑勲はいつもセーム・シュルトの前蹴りの如く登場人物を冷たく突き放し続ける」