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d.hatena.ne.jp/E-chiko
いつも思うことだが、「チバラギ」という言葉はpolitical incorectnessである。茨城のひとには悪いが千葉と茨城は全く違う。例えば労働人口の分布を見てみればそれは一目瞭然だ。茨城は約30%が第一次産業に従事し、小作人という封建遺制を残存させている。対し千葉の労働人口は第一次産業に3%、第二次産業に10%、第三次産業に40%、残りは第四次産業に従事している。第四次産業とはなにか?それはウィリアム・ギブスン「ニューロマンサー」というノンフィクションに詳しいのだが、頭にチップを埋め込んで情報を運んだりする産業である。それはサイバーパンク・サバーブス(サイヴァ−パンク・サヴァーヴスではない)とでもいうべきチバ・シティ(もちろんチヴァ・シティではない)に特有な産業だ。このことは千葉の人間にとっては周知のことなのだが、全国メディアで取り上げられることはない。しかし、ブログを通して、千葉の
1.人生の幻影(R:ダニエル・シュミット)@アテネ・フランセ 1.上映前、ホールのピアノに、黄色いバラの花束が置いてあるのに気付く。ラ・パロマにちなんだであろうその花束(ペーター・カーンが求愛のため、イングリット・カーフェンの楽屋に送るのが黄色いバラ。淀川長治曰く黄色いバラには「大根役者」という含みがあるんだとか)にはや涙腺がゆるむ。蓮實氏が話の中でどういう風にそのバラに触れるのか期待していたのだが、不思議とその黄色いバラについて語られることはなかった。しかし、冒頭で「ダニエル・シュミットはしめやかな追悼を望まなかっただろうと確信しています」と宣言した蓮實氏の語りは確かに軽妙洒脱で、とくにダニエル・シュミット財団に寄附するとうたったダニエル・シュミットの本のオークションを開き、落札者にたいして「ダニエル・シュミット財団は存在しません。だから貴方に差し上げます。」とおっしゃる蓮實氏は粋だった
山形ドキュメンタリー全体のまとめがなかなかできないので、個別の作品の感想を散発的に書いて、あとでそれをまとめようと思います。 ■Dawin's Nightmare(邦題:ダーウィンの悪夢/P:Edouard Mauritat,Antonin Avoboda,Martin Gshlacht,Barbara Albert,Hubert Toint,Hubert Sauper/R: Sc: et Ph:Hubert Sauper/color 35mm(1:1.85)/107min/2004/FRANCE,BELGIUM,RUSSIAN) ヴィクトリア湖に放流されたナイル・パーチ(学名:Lates niloticus タンザニアではsangalaと呼ばれる)という捕食魚が、200以上の在来種を全滅させ湖の生態系を破壊する。(ナイル・パーチは国際自然保護連合(IUCN)における「種の保存委員会」(S
去年末、以下のような事件がありました 「早大でビラまき、逮捕 ―学生会館移転巡り 建造物侵入容疑で」 早稲田大のキャンパスでビラをまいていたアルバイトの男性(22)が建造物侵入の疑いで逮捕、拘留されていたことがわかった。東京地裁で、28日、拘留理由開示の法廷が開かれ、坂田正史裁判官は「証拠を隠滅する可能性がある」などと拘留の理由を述べた。 警視庁の調べなどによると、男性は20日昼、東京都新宿区の戸山キャンパスで学生会館移転問題に絡むビラをまいた。学校側がキャンパスの外に出るように求めたが従わなかったため身柄確保(私人による逮捕)をし、警察に通報して引き渡した。男性の弁護人は「大学当局による政治的な弾圧だ。罪証隠滅のおそれも逃亡のおそれもない」と即時釈放を求めた。 早大によると、今回のビラは01年に学生会館が移転する際、反対運動をしていた大学OBら3人を構内への立ち入り禁止とした処分の撤回な
今日多くの大学で入学式だったと思う。噂によれば、院生だったころの若き日の浅田彰氏は入学式で新入生が読むべき本、聴くべき音楽、見るべき映画をガイドにして配っていたという。その噂の真偽はわからないが*1、もし本当だとすれば、おせっかいな話しだなと思う。しかし毎年、少なくない数の新入生が、大学の生協の膨大な本に圧倒され、脅迫観念にかられて名著とよばれるクラシックを買いこみ、即座に挫折にいたってることを考えると、決して見当はずれな試みではない、とも思う。そこで、氏には到底およばないけれでも、ぼくも新入生にガイドをつくって「おせっかい」を焼いてみようと思い至った。こういうふうに書くとエンライトメント(啓蒙)の有効性をナイーブに信じてる、と思われるかもしれない。もちろんこういうガイドを作る以上、そういう批判を甘んじて受ける覚悟はある。しかし断っておきたいのは、ぼく自身エンライトメントの有効性に懐疑的だ
『現代詩手帖』9月号に松村浩行氏の『TOCHKA』について書いた論考を寄稿しました。すばらしい映画なので上映機会があったら必ず行きましょう。注の部分に誤字みつけたのでいくつか修正。■×pool→○paul ■書名と著者名の間に「,」 ■書名がイタリック体ゲラの段階でフランス語の書誌情報をつけたしたのだけど、どうも字が汚すぎたらしいですね。
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