臨床環境医の利益相反 - NATROMのブログ

たとえばの話、「日本高血圧学会」の学会窓口を、降圧薬を売っている製薬会社がやっていたら、いくらなんでもまずいと思うよね。少なくとも現在の常識から言えば論外。何が問題かというと、たとえば「この降圧薬の効果はそれほどでもなく、むしろ副作用のほうが大きい」なんてことを学会で発表しにくくなる。また、学会の幹部が大学を退官したのち、製薬会社のビル内でクリニックを開業したら、みなさんどう思うか。「それとこれとは無関係です。私は医学的に正しいと考える医療を行っています」と医師が言ったとして信用できるだろうか。 さて「臨床環境医学」という分野があります。臨床環境医が提唱した「化学物質過敏症」という病気は、ごく少量の化学物質に反応してさまざまな症状を引き起こすのだそうです。しかし、二重盲検法、つまり試験をする側と被験者の両方が化学物質かどうかわからない方法で化学物質を負荷すると、症状が出たり出なかったりしま

[REV]

こういう記事を見ると、「一般的な医学側だって、ディオバンに代表される利益相反問題があるし、製薬会社による講演料の」みたいな揚げ足取りがやってきそうだなと思う程度のはてブ歴

[tikani_nemuru_M]

ニーズを作り出しながらサービスや商品を売るわけですね。商売としては非常に効率的です。麻薬売買と匹敵するくらい効率的なビジネスですね。

[kamezo]

化学物質過敏症と臨床環境医と日本臨床環境医学会事務局とAEHF JAPAN。香害についても少し。

[hokuto-hei]

『臨床環境医の一人にダラス環境健康センターのウィリアム・レイ氏がいます。治療にホメオパシーを使ったりして、当局から医師免許を取り消しの懲戒処分請求をされたり』

[petitcru]

現代においても科学より呪術を信じ必要とする人たちがいるのだなと

[locust0138]

宮田幹夫医師は信頼性の低い商品の宣伝をよく行っているので胡散臭いと思っておりましたが、こんな実態があったとは。http://www.depression-measures.com/air/cs/talk/talk1.html

[htnmiki]

メディアの役割とは

[machida77]

化学物質化敏捷と日本臨床環境医学会とAEHF-JAPAN。その食品会社、昔住んでいたところの近くにあったので覚えている。

[k-takahashi]

『臭覚閾値より濃度の濃い化学物質によって起こる「香害」と化学物質過敏症を混同すべきではないし、産経新聞は宮田幹夫氏にコメントを取るべきではなかった』

[doramao]

“このクリニックの住所がAEHF-JAPANがある食品会社と同一です。”

[diet55]

「たとえばの話、「日本高血圧学会」の学会窓口を、降圧薬を売っている製薬会社がやっていたら、いくらなんでもまずい」 / 臨床環境医の利益相反 - NATROMの日記

[nekoluna]

conflict of interestでみんな知ってる話のはずだけどNATROM先生容赦ないな

[counterfactual]

すばらしいシステムだ。

[agrisearch]

「臭覚閾値より濃度の濃い化学物質によって起こる「香害」と化学物質過敏症を混同すべきではないし、産経新聞は宮田幹夫氏にコメントを取るべきではなかったと、私は考える。」

[Lhankor_Mhy]

ほんとだ。http://tsuji-a.com/old/company/index.html

[daybeforeyesterday]

うーむ

[quick_past]

新聞社のいい加減な専門用語のハンドリングでデマの拡散装置になってるケースがほんと多い