「篤姫」解説 - jun-jun1965の日記

将軍死んだ。で、篤姫が将軍に「愛されていた」とお志賀の方が言うのだが、徳川時代の「愛する」は、目下の者に対して使われる言葉であったから、将軍が御台所を「愛した」はいいのだが、逆はない。またこれは第三者が言う言葉であって、将軍自身が「そなたを愛しておるぞ」などとは、言わない。 （小谷野敦） 七時半頃、電話が掛かってきた。携帯からだ。出ると、聞き取りにくい声で「オオニタ×××です」と言ったような気がした。大仁田？ と思っていると、「留守番電話に入れておいたんですが、聞いてくれましたか」と言う。いや聞いてない、というと、何やらがっかりしたようで、「･･･について、六時のＮＨＫニュースでやるはずだったのが七時になったようなのですが、見ましたか」と言う。よく聞き取れないので、「え？」と聞き返したのだが、話が要領を得ない。何度か聞いて、「核被害」と言っていることが分かった。「大仁田さん？」と訊き直すと