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2013-03-01 江分利満家の謎 - 猫を償うに猫をもってせよ
山口瞳の息子・正介の『江分利満家の崩壊』は、買ったのだがどうにも読み進められず難儀している。はな... 山口瞳の息子・正介の『江分利満家の崩壊』は、買ったのだがどうにも読み進められず難儀している。はなから、母、つまり瞳夫人ががんだと診断される話なのだが、この本の主題はそれではなく、その母親の不安神経症・パニック障害なのである。 私はこの病気に罹ったことがあり、今も後遺症は残っているので、電車に乗れないとか、風呂が怖いとかいうのはよく分かるのだが、正介はその素質がないらしく(谷崎兄弟はともにこの病気で苦しんだ)、その辺がすさまじい違和感となって襲ってくるのである。 それはいいのだが、いったい「母」なる人は、医者に掛からなかったのか、ということが、いくら読んでも分からないのである。がんと分かって以後の、抗不安剤処方は出てくるのだが、それまでどうしていたのかが、分からない。病気であれば医者に掛かるのが普通だが、それが分からないから、読んでいてただ苦しいのである。 どうもこれは遺伝らしい。山口瞳もま
2013/03/02 リンク